株式会社バッファローと株式会社セキュアが資本業務提携を締結
株式会社バッファロー(愛知県名古屋市)とその親会社である株式会社メルコホールディングス(東京都千代田区)、そして株式会社セキュア(東京都新宿区)は、2025年2月14日付で資本業務提携を締結することを発表しました。
この提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、シナジーを生み出すことで中長期的な企業価値の向上を目指します。特に、バッファローのIT関連製品や技術をセキュアのセキュリティソリューションと組み合わせることで、より多様なサービスの提供が期待されています。
提携の目的と内容
両社は「機能・インフラシナジー」というコンセプトの下、短期的にはコスト面での協業を基盤に設定し、長期的には新たな事業の創出や事業領域の拡大を狙います。具体的には、共同購買や施工・設置業務の集約、さらにはコールセンターの一元化などを通じて相乗効果を追求します。
提携により、短期的には両社合計で年間最大2.5億円の利益増加が見込まれており、これは両社の製品とオペレーションをより効率化することによって実現される予定です。
各社のコメント
この提携について、セキュアの代表取締役社長の谷口辰成氏は「メルコホールディングス様との資本業務提携をとても嬉しく思っています。両社の強みを最大限に活かし、高度で信頼性の高いシステムの開発と提供を目指していきます」と述べています。
同様に、メルコホールディングス及びバッファローの代表取締役社長、牧寛之氏も「セキュア様との提携は両社にとって重要なマイルストーンです。シナジーを最大限に引き出し、企業価値向上を実現できるよう邁進していきます」とのコメントを残しています。
株式会社セキュアの概要
セキュアは、AIを用いた入退室管理システムや監視カメラシステムなど、先進的なセキュリティソリューションを提供しています。2020年から2022年にかけて、顔認証による入退室管理システムが3年連続でマーケットシェアNo.1を獲得するなど、その実績は非常に高いです。11,000社以上の導入実績を持ち、中小企業から大手企業まで幅広いニーズに応えるシステムを展開しています。
バッファローとメルコホールディングス
バッファローは、だれもが簡単にそして安心してインターネットに接続できることを目指し、さまざまなIT関連製品を提供しています。メルコホールディングスはその親会社として、IT関連事業の中核を担う企業です。
この資本業務提携を契機に、両社がどのような新しい価値を提供していくのか、今後の展開から目が離せません。