「プログラミング国の魔法使い」が楽しく知るプログラミング教育

幼児から楽しむプログラミング教育

幼少期からのプログラミング教育の重要性が高まる中、株式会社Local Area Labは、子供たちが気軽にプログラミングに親しむための絵本、「プログラミング国の魔法使い」を2023年4月に出版しました。この絵本の制作には、はるかぜ書房のサポートがあり、2年以上にわたる準備と制作期間を経て、ついにお目見えです。

クラウドファウンディングでの成功

このプロジェクトは、2021年6月にクラウドファウンディングを開始しました。初めての試みながらも支援者の協力を得て、目標の30万円を大きく超える金額を集めることに成功しました。約38人の支援者のおかげで、プログラミングを学ぶ新たな扉を開くことができたのです。

絵本の内容とテーマ

「プログラミング国の魔法使い」では、プログラミングに必要な考え方、基本的な用語、そして挑戦することの重要性について学ぶことができます。特徴的なのは、子どもたちが親しみやすい色調のイラストがふんだんに使われており、難解な印象を避け、小さな読者がワクワクしながら進める工夫がされています。

この本は、プログラミングをただの学問として捉えさせるのではなく、「おもしろそうなもの」としての視点を提供します。柔らかいタッチのイラストと楽しいストーリー展開が、子どもたちの興味を引き、自然とプログラミングの基礎を理解する手助けをするでしょう。

物語のあらすじ

物語の主人公は、野球とゲームが大好きな少年ハヤト。彼はプログラミングを学ぶ日を迎えることになったその瞬間、見知らぬ異世界へと迷い込むことになります。そこで出会った少女ミナと、その相棒のフクロウと共に、伝説の魔法使いを探す冒険を繰り広げるのです。二人と一羽は、様々な試練や難問に直面しながら、ミナからプログラミングの知識を学び、結束を深めていきます。

この冒険を通じて、ハヤトはプログラミングの世界の魅力を知り、仲間たちとともに成長していく様子が描かれています。