第40回全日本視覚障害者柔道大会開催とKUNDE柔道の魅力

第40回全日本視覚障害者柔道大会のご案内

2025年11月30日(日)、東京都文京区にある講道館新館の7階大道場にて「第40回全日本視覚障害者柔道大会」が開催されます。この大会は、視覚障害者柔道のさらなる普及と選手育成を目的としており、全日本大会の表彰式の後には「第1回KUNDE柔道大会」が行われます。

KUNDE柔道とは？

KUNDE柔道は、視覚に障害を持つ選手と晴眼選手が混合チームを組み、共に試合を行う新しい形の柔道です。この取り組みは、柔道を通じて障害の有無にかかわらず、選手同士がコミュニケーションを図り、互いに成長できる環境を提供することを目的としています。選手が「組んで」試合を開始する形式で、連盟のロゴはそのシンボルでもあります。赤い部分は点字で「視」を表し、組むことでつながることの大切さを示しています。

大会の見どころ

当日は、リニューアルした日本選手団ユニフォームのお披露目も行われます。新しいユニフォームは選手たちの士気を高める重要な要素となることでしょう。また、KUNDE柔道による試合には、視覚障害者選手と晴眼選手が特別なルールのもとで競い合います。このような試合形式は、新たな交流や理解を生む貴重な機会です。

場所とアクセス

大会は講道館新館7階大道場で10時から17時まで予定されています。報道受付は9時から行い、記者の皆様には7階大道場のエレベーターホールに設置された報道受付テーブルで手続きを行っていただきます。会場周辺には駐車スペースがないため、機材の持ち込みは最小限でのご協力をお願い申し上げます。

取材の申し込みについて

取材をご希望される関係者の方々は、「取材申込書」に必要事項を記入し、11月27日（木）の15時までにメールまたはファックスにてお申し込みください。メールアドレスは[email protected]です。

この大会は、来年行われる愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会や2028年ロサンゼルスパラリンピック競技大会へとつながる重要な一歩となります。大会の成績は、2026年度の強化指定選手選考の参考資料ともなりますので、ぜひ多くの方々に注目していただきたいです。

大会は、ただのスポーツイベントにとどまらず、視覚障害者が柔道を通じてコミュニケーションを深め、共に成長できる場となることでしょう。皆さまの取材を心よりお待ちしております。

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