働き方改革の未来
2018-10-16 14:43:15
日本初のティール組織導入で働き方改革を進めるセムコスタイル・インスティテュート・ジャパン
セムコスタイル・インスティテュート・ジャパンの挑戦
日本の「働き方改革」の新たな形を提案するセムコスタイル・インスティテュート・ジャパン(SSIJ)。同社は2018年に設立され、日本におけるティール組織や「奇跡の経営」の導入をサポートしています。この独自の組織モデルは、官僚的な運営から脱却し、「人を中心に」したアプローチを重視。具体的には「就業規則なし」「給与自由設定」「人事部廃止」といった非凡な取り組みが支えています。
教育の改革を目指す
directorの永井祐介氏は、日本の企業文化に根付いた教育を変革するという明確なミッションを掲げています。彼の指導のもと、同社はブラジルの企業セムコ社と提携し、その成功事例を基にしたマスタープログラムを開始しました。5日間で実践的な「5原則」や「15の柱」を学び、企業ごとの独自の組織設計のロードマップを作成しています。
セムコ社のユニークな経営スタイル
セムコ社は、従業員が意欲的に働ける職場環境を提供することで知られています。リカルド・セムラー氏が代表を務める同社は、役員室を廃止し、オープンな職場環境を整え、従業員が自主的に働くことを促進しています。その結果、平均売上成長率は47%を達成し、離職率はわずか2%と驚異の数字を記録。これが世界の名だたる大学でも研究対象となっている理由なのです。
導入企業の実績
SSIJでは、導入企業として既に多くの成功事例が報告されています。クレイジー、エイチームライフスタイル、人形町今半など、多彩な業種の企業がこの新しいスタイルを取り入れ、業績の向上を実現しています。これにより、社員一人一人が「働くことが楽しい」と感じられる職場作りが進められているのです。
もっと楽しい働き方を
このように、セムコスタイルは日本の労働環境に対して大きな変革を促しています。「MAKE WORK AWESOME!!」を理念に、人が働くことを祝福する組織を目指し、セムコスタイル・マスタープログラムやコミュニティ運営を通じた支援が続いています。導入による成功は、社員の生産性のみならず、組織全体のパフォーマンス向上にも寄与することが期待されています。
将来的には、これらの取り組みが全国的に広がり、さらなる働き方の革新をもたらすことが予想されています。セムコスタイル・インスティテュート・ジャパンが推し進めるこの新たな組織の形は、今後のビジネスシーンにおいて重要な役割を果たすことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社セムコスタイルインスティテュートジャパン
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前 2-13-18 木村ビル 2F
- 電話番号
-
03-6432-9854