電気自動車(EV)向け充電サービスが進化中
テラチャージ株式会社は、電気自動車(EV)向けの充電サービスを強化するため、京都ファミリー、ならファミリー、かみしんプラザ、pivo 和泉中央の4つの商業施設に新たに6kW出力の充電器を設置し、2024年11月から順次サービスを開始すると発表しました。この取り組みは、EV普及の加速と充電インフラの拡充に向けた重要な一歩といえるでしょう。
EV充電器設置の背景
EVの普及が進む中、2050年までのカーボンニュートラルの達成が求められています。これに伴い、経済産業省は2030年までにEV充電器の設置件数を現在の4万口から30万口に増加させる目標を掲げています。この中で、特に「長距離走行後の目的地における充電」が重要とされており、滞在時間が長い商業施設での充電環境の整備が急務となっています。
新たに設置される充電器の詳細
テラチャージによる充電サービスは、各商業施設で異なる口数の充電器が設置されます。京都ファミリーには13口、ならファミリーには40口、かみしんプラザには4口、pivo 和泉中央にも4口の普通充電器がそれぞれ導入され、どの施設でも利用料金は1時間につき440円(税込)となります。各施設のサービス開始日も異なり、最も早くならファミリーが11月8日に始まります。
各施設の詳細
- 所在地:京都府京都市右京区
- URL:
京都ファミリー
- 充電器口数:13口
- サービス開始日:2024年11月22日
- 所在地:奈良県奈良市
- URL:
ならファミリー
- 充電器口数:40口
- サービス開始日:2024年11月8日
- 所在地:大阪府大阪市東淀川区
- URL:
かみしんプラザ
- 充電器口数:4口
- サービス開始日:2024年11月13日
- 所在地:大阪府和泉市
- URL:
pivo 和泉中央
- 充電器口数:4口
- サービス開始日:2024年11月14日
テラチャージの特長
テラチャージは、充電器の設置に関する初期・維持管理費用が無料で、施設に負担をかけない形で展開されます。日本製の充電器を使用し、部品の欠品リスクが低いため安心して利用できるのが特徴です。また、充電器の使用や料金の決済は、無料で提供されるモバイルアプリを通じて簡単に行えます。さらに、24時間365日対応のコールセンターも設置されており、EVユーザーが安心してサービスを利用できます。
テラチャージアプリの利便性
EVユーザーは、テラチャージアプリで簡単に充電スポットの検索や利用登録を行えます。アプリはアプリストアで配信されており、3分で登録が完了。充電器の利用や支払いもスムーズに行えるよう設計されています。
テラチャージアプリダウンロードリンク
このように、テラチャージの取り組みは、地域の商業施設に寄り添いながら、EV充電の利便性を高め、持続可能な社会の実現に寄与しています。新たなサービスの開始を心待ちにするEVユーザーが増えることでしょう。