江戸時代の火災を体感するオンラインLIVEツアー『江戸大火絵巻異聞』が開催！

福岡県柳川市に位置する公益財団法人立花財団が運営する立花家史料館が、2025年6月13日に特別なオンラインLIVEイベント「江戸大火絵巻異聞」を開催します。このイベントでは、江戸時代後期に描かれた全長13メートルの火事絵巻「江戸失火消防之景」を用い、参加者がその魅力を存分に味わえるような構成がなされています。

オンラインLIVEツアーの企画は、立花家史料館の館長である植野かおり氏がナビゲーターを務め、実際に絵巻を繰りながら解説していく形式です。イベントの特長は、絵巻自体の魅力を伝えると共に、江戸時代の文化や火消制度についても学びがあるという点です。特に火事というテーマを扱ったこの絵巻は、当時の人々の生活や文化をリアルに描写しており、歴史愛好者やアートファンにとっても興味深い内容となっています。

イベントの後半部分では、絵巻の一部に“動きと音”を加えた演出映像が上映されます。この映像は、台詞や音楽、環境音が重なり合い、江戸の情景を立体的に描きだします。例えば、火の手が上がる町中での人々の逃げ惑う姿や、屋根の上で奮闘する火消たちの情景が、まるで生きたアニメーションのように動き出します。これにより、オンラインでありながらも臨場感のある体験が提供されるのです。

また、参加者には特典として、解説冊子やクラフトビール「立花伯爵エール」が用意されています。このクラフトビールは20歳以上が対象で、20歳未満の方にはオリジナルのミュージアムグッズ詰め合わせが贈呈されるため、誰もが楽しめる内容となっています。

「江戸大火絵巻異聞」は、立花家史料館のオンラインLIVEツアーシリーズの第10回目記念イベントであり、これまでも多くの方々に支持されてきました。参加者は、自宅にいながらにして江戸時代の火事の様子をリアルタイムで体験することができ、歴史の深さを肌で感じながら楽しむことができます。

日時は2025年6月13日（金）19:00から20:30まで、Zoomを通じた配信で参加もでき、後日アーカイブ映像も視聴可能です。料金は3,300円（税込）で、特典の送料も含まれています。興味のある方は、立花家史料館の公式ウェブサイトから申し込みができます。これを機に、江戸の歴史と文化に触れてみるのはいかがでしょうか？