伝統と現代を繋ぐ挑戦
創業342年を誇る山形の老舗、うろこや総本店が新たな試みに挑戦しています。江戸時代の火消しが愛したと言われる「くぢら餅」を現代の防災啓発へと繋げるプロジェクトを立ち上げ、今村翔吾氏のアニメ『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』との公式コラボレーションが実現しました。このコラボレーションでは、2026年4月9日から22日までの期間中、限定デザインの「くぢら餅」が販売される予定です。
1. 伝統食の重要性
「くぢら餅(久持良餅)」はかつて新庄藩主・戸沢公が兵糧食として推奨したもので、その名の意味は「久しく持ちが良い」です。長い保存が可能なことから、厳しい冬や不測の事態において人々を支えました。この歴史的価値こそが、現代の防災啓発活動において新しい形での再発見となります。
2. コラボレーションの背景
今回のプロジェクトは、地域の消防本部や村山産業高校との連携が特長です。消防職員や高校生が一緒になって、伝統食の普及と防火意識の向上を目指すという社会的な狙いがあります。官・学・民・芸の異色トリプル連携によるこの活動は、地域一体となった防災啓発活動として注目されています。
3. ニュースのポイント
消防職員の啓発活動
2026年4月12日には、実際に消防職員がうろこや総本店の店頭に立ち、市民に対して火災予防の重要性を呼びかけます。このような現場での活動が、地域の防災意識を高める大きな一歩となることでしょう。
コラボ商品の販売
村山産業高校と連携し、地元の高校生が関わった火災予防啓発パッケージの商品も展開されます。これにより、次世代を担う若者たちの意識も高まり、地域の防災意識を底上げする取り組みが進められます。
くぢら餅プレ販売
特に注目されるのは、アニメ『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』との公式コラボ「くぢら餅」です。この商品は、限定デザインの掛け紙が付いており、特別な体験として販売されます。火消しの魂を伝える「炙り方」を記した掛け紙が実際に商品に使用されるという点も、アニメファンや防災意識に興味を持つ人々にとって魅力的です。
4. 商品の詳細
販売される「くぢら餅」は925円(税別)で、2026年4月9日からプレ販売が開始されます。また、直営店舗と公式オンラインショップにて購入可能です。商品の購入を通じて、地域の伝統食を体験できる貴重な機会となるでしょう。
5. うろこや総本店のこだわり
うろこや総本店は、「子供たちに自信を持って食べさせられるお菓子」という理念のもと、材料や製法にこだわり、安全で美味しい和洋菓子を提供しています。地域の厳選素材を使い、リピーターを魅了する商品を多数揃えており、これからも地域防災と伝統食の普及を繋げていく役割を果たすことが期待されています。
伝統を重んじつつも、現代のニーズに応える形で進化を続けるうろこや総本店。その挑戦が、未来の異なる世代に受け継がれることを願ってやみません。