イスラエル発の視覚支援デバイス『オーカムマイアイ2』が国際メガネ展に出展
2019年10月8日から10日まで東京ビッグサイトで開催される第32回国際メガネ展に、イスラエルのOrCam Technologies Ltd.が出展します。同社が展開する「OrCam MyEye2(オーカムマイアイ2)」と「OrCam MyReader2(オーカムマイリーダー2)」は、視覚障がい者に革命的なサポートを提供するAI視覚支援デバイスです。これらの製品は、特に視覚や読書に悩む方々の生活を向上させるために設計されています。
イベントの概要
この展示では来場者が実際にデバイスを体験することができ、革新的な技術がどのように日常生活をサポートするかを実感することができます。OrCam MyEye2は内蔵のカメラを用いて周囲の情報を音声で伝えるため、新聞や雑誌、さらには周囲の看板や案内表示までをも確認できます。また、事前に登録した人物の顔も認識することができるので、日常生活における大きな助けとなるでしょう。
詳細なデバイス機能
これは、カメラ映像を音声に変換するウェアラブルデバイスで、視覚障害者の生活の質を大幅に向上させるために設計されています。100円ライター程度の大きさで眼鏡のツルに取り付け可能。視覚情報を音声化し、情報を手軽に享受できるようにします。価格は600,000円(非課税)です。
視力の低下に悩む方々が新聞、愛読書、メールなどをスムーズに読み取れるように設計された補助デバイスです。このデバイスも高機能で、手元にある様々なテキストを読み上げてくれます。参考価格は450,000円(非課税)です。
会社の背景
OrCam Technologies Ltd.は、2010年に設立され、視覚障がい者のQOL(生活の質)向上を目指して最先端のAI技術を開発しています。共同創立者らは、カメラに映る情報を解析し、警告音を出す自動運転技術で知られるMobileye社のメンバーでもあり、視覚支援技術においても高い信頼性を得ています。
参加方法
国際メガネ展への参加は眼鏡業界関係者に限定されており、事前予約が必要です。入場料は無料ですが、招待券を持たない場合は5,000円の入場料が発生します。展示は東京ビッグサイト 南展示棟の小間番号26-17で行われます。
興味のある方はイベント公式サイトから事前申し込みを行ってください。視覚障がい者の生活を一変させるこの技術を、ぜひ会場で体感してみてください。