新型溶接機「YD-350NR1」
2025-12-09 15:34:39

パナソニックが新たな溶接機「YD-350NR1」を発表。未来のモノづくりを支えるサステナブル技術とは

新たなスタンダード「YD-350NR1」の魅力



2025年12月12日、パナソニック コネクト株式会社は次世代型フルデジタルCO2/MAG溶接機「YD-350NR1」の発売を発表しました。この製品は、モノづくりの現場で求められる高い溶接性能と簡単な操作性を兼ね備えています。

溶接技術の進化と課題


近年、製造業界では新素材の導入や工法の変化が求められています。特に自動車や造船、鉄骨といった分野では、新しい溶接技術が必要不可欠です。これにより、高品質な焊接と生産効率を両立させるための技術革新が進んでいます。また、少子高齢化により溶接技能者が減少しているため、若い世代が容易に技術を習得しやすい環境を整えることが急務です。これらの課題に応えるため、パナソニック コネクトが新たに開発した「YD-350NR1」の技術を深掘りしていきます。

YD-350NR1の特長


1. 高品質な溶接


「YD-350NR1」は、アークの追従性を向上させることで全電流領域で安定した溶接を実現しています。また、スパッタの発生量を最大81%低減することで、溶接品質の向上を図っています。このような高品質な焊接は、製造業における信頼性を大いに高める要素となるでしょう。

2. スマートな操作性


初心者でも扱いやすいように、直感的な使いやすさを追求した設計がなされています。これまでのベストセラー機の操作性を継承し、板厚指令や溶接ナビ、溶接コンシェルジュ機能が搭載されています。さらに、物理ボタンと3.5インチのカラーディスプレイを使用することで、熟練技能者はもちろんのこと、初心者でも安心して操作することが可能です。

3. サステナブルな技術


「YD-350NR1」は、最先端の制御技術を採用し、CO2排出量を最大22%削減します。また、メンテナンスのしやすさも考慮されており、USBでの機能拡張ができるため、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れた製品と言えるでしょう。iWNB(Integrated Welding Network Box)を使えば、稼働状況や溶接情報を一元管理することが可能で、これにより生産性の向上も期待できます。

結論


パナソニック コネクトの「YD-350NR1」は、モノづくりの未来を見据えた製品であり、今年の溶接市場に大きなインパクトを与えるでしょう。サステナブルな技術と初心者でも扱いやすい機能が備わったこの新型溶接機は、まさに新しい時代の溶接機と言えます。今後の展開に大いに注目が集まります。

お問い合わせ


詳細や購入については、以下のリンクからパナソニック コネクト株式会社のウェブサイトをご覧ください。
パナソニック コネクト株式会社 溶接・ロボット・レーザ事業ウェブサイト




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会社情報

会社名
パナソニックグループ
住所
大阪府門真市大字門真1006番地
電話番号
06-6908-1121

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