三溪園の特別公開
2024-12-18 14:22:56

横浜・三溪園で伝統文化を楽しむお正月特別公開イベント

横浜・三溪園の特別公開イベント



横浜市中区に位置する国指定の名勝「三溪園」。この美しい日本庭園では、2025年の新年を迎えるにあたり、特別なイベントが開催されます。1月1日から3日までの間、横浜市指定有形文化財である「鶴翔閣」が特別に公開され、来園者はこの歴史的な建物を無料で見学することができます。

「鶴翔閣」は、延床面積が950㎡に及び、園内で最大の規模を誇る建物です。ここは、三溪園の創設者である原三溪が住んでいた場所であり、かつては多くの日本画家たちが集まり名作を生み出し文化サロンとしても機能していました。現在もその魅力を保ちながら、貸出施設として利用されています。

伝統文化の体験


特別公開では、華やかな新春の室礼に彩られた鶴翔閣内部で、日本の伝統芸能を見たり体験したりできます。ここでは、筝曲演奏、庖丁式、和妻など、多彩な演目が用意されており、お子様が楽しめるお正月遊びコーナーも設けられています。

筝曲演奏


筝の演奏会は1月1日に行われ、アトリエ筝こだまが出演します。心温まる音色と共に、新年を祝う名曲が演奏され、来場者は和の雰囲気を感じながら心安らぐ時間を過ごせます。
  • - 日程: 1月1日(水・祝)
  • - 時間: 10:00~/11:15~/13:00~/14:15~(各回約30分)
  • - 料金: S席1,000円、A席900円、B席700円、C席500円(最終列のC席は立ち見可能)

庖丁式


1月2日には、食材に触れず道具のみを使用して食材をさばく「庖丁式」が行われます。この儀式は平安時代から続くもので、調理に対する心構えを磨くものです。
  • - 日程: 1月2日(木)
  • - 時間: 11:00~/14:00~(各回約60分)
  • - 料金: S席3,200円、A席3,200円、B席3,000円

和妻


最終日には、奈良時代に起源を持つ日本の伝統的な手品「和妻」を披露します。
  • - 日程: 1月3日(金)
  • - 時間: 11:00~/13:00~/15:00~(各回約30分)
  • - 料金: S席2,700円、A席2,200円、B席1,700円、C席700円(最終列のC席は立ち見可能)

その他のイベント


イベント期間中は、鶴翔閣内に生け花の室礼が飾られ、旧矢箆原家住宅の展示、三溪園天満宮で初詣、さらには新春盆栽展も開催される予定です。特に盆栽展では、約40鉢の盆栽が展示され、手入れの相談も受け付けます。

三溪園の歴史


三溪園は、明治時代に生糸貿易で成功を収めた実業家・原三溪によって創設され、1906年に一般公開されました。美しい景観と歴史的建造物が揃ったこの庭園には、四季折々の自然が調和しており、訪れる人々に癒しを提供しています。さらに、戦後の復興時には多くの芸術家を支援し、日本美術の発展にも寄与しました。

アクセスと概要


三溪園は、横浜市内で手軽にアクセスできる場所にあり、入園料は大人900円、小中学生200円です。
  • - 所在地: 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
  • - 開園時間: 9:00~17:00(最終入園は16:30)
  • - 公式HP: 三溪園

新春の期間、ぜひ三溪園に足を運び、日本の文化や伝統芸能を体験しながら、特別なひとときをお過ごしください。


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会社情報

会社名
横浜市
住所
横浜市中区本町6丁目50番地10
電話番号

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