ワサビテックが越境EC支援で業界をリードする未来の姿

株式会社ワサビテックコンサルタントの成長軌道

株式会社ワサビテックコンサルタントは、越境ECサポート事業を通じて、EC市場の急変やリソース不足に応じた実践的なコンサルティングサービスを展開しています。2025年の本格的なEC事業支援開始を機に、「テクノロジーと人間らしさで世界を繋ぐ」というビジョンのもと、多くのEC事業者の成長を促しています。

EC市場の現状と課題

近年のEC市場は急速に成長を遂げている一方で、競争が非常に激化しています。また、新たに登場するECモールや越境ECへの関心が高まる中、事業者は販路を拡大し、売上を向上するための多くの課題に直面しています。中でも「社内に経験者がいないため、具体的な進め方が分からない」といった悩みを持つ事業者が多数存在するのが現実です。日々の業務に追われる中、成長戦略を描くための基盤作りや業務の改善を進めるリソースが不足することも大きな障壁となっています。

ワサビテックの取り組み

ワサビテックコンサルタントは、これらの課題に対処すべく、提案で終わらせるのではなく、事業者と共に歩む伴走支援を大切にしています。様々なニーズに応じた支援策を提供し、リユース事業における豊富な経験を基に、事業者に寄り添ったサポートを展開しています。今年度だけでも、3社の越境ECサイトを支援し、8社の新規モール出店をサポートしました。また、Shopify Plusのパートナーとして、自社ECサイトの構築支援も行い、初年度には4社の構築を実現しています。

成長を促進する越境販売代行「ワサビプロジェクト」

越境販売代行サービスである「ワサビプロジェクト」は、ワサビテックコンサルタントにて運営され、出品者数や商品数が増加中です。日本の食品やホビー、腕時計など、海外市場での需要が高い商品が好調に売れています。国内販売価格の約4〜5倍で販売されるケースもあり、越境市場の可能性が数字で示されています。

新たなコラボレーションとイベント

2025年11月には、株式会社HEAVEN Japanとの協業を開始し、Shopifyの機能を最大限に活用した「つなデジW」パッケージを提供します。さらに、リユース業界最大級のイベント「リユースフェス2026」を9月に開催する予定です。参加者同士の交流の場を提供することで、業界全体の活性化を図ります。また、支援型コミュニティサービス「リユース大学」も12月に開講予定です。

代表者からの思い

代表取締役の古賀健人氏は、「提案で終わりではなく、現場に寄り添い、自走できる力を育成する支援に専念している」と語ります。越境EC支援やリユースイベント、リユース大学を通じて、事業者が集い、学べる環境を整えていくことも目指します。

専務取締役の伊藤映季氏は、自社ECから得た顧客情報が事業の発展に不可欠だとし、事業者同士が助け合える環境づくりの重要性を強調します。これにより、業界全体の成長をさらに加速する姿勢を示しています。