生物多様性シンポ
2025-08-19 16:50:13

未来の生物多様性:大阪湾岸の国際シンポジウム開催決定

大阪湾岸の国際シンポジウムが2025年に開催



2025年9月15日、特別な国際シンポジウムが大阪湾岸で開催されることが決定しました。このイベントのテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、前向きな自然と共生する未来社会を実現するための考え方を模索します。主催は公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)であり、同協会は国内の自然保護団体と連携し、英国王立鳥類保護協会(RSPB)からも専門家を招待します。

シンポジウムの背景と目的



近年、海洋や沿岸域は気候変動や環境汚染、開発などの影響で危機的な状況に置かれています。これにより生物多様性が失われ、生態系サービスが劣化するという深刻な問題が浮上しています。このような状況に対して、自然の損失を食い止めて復元する視点である「ネイチャーポジティブ」の考えが重要視されています。

2025年大阪・関西万博の開催を契機として、私たちが自然との関係を見直す良い機会でもあります。本シンポジウムでは、美しい沿岸の状態を保ち、渡り鳥を含むさまざまな生物多様性を守るための方法を議論します。

開催概要


  • - 日時:2025年9月15日(月・祝)13:00〜16:30
  • - 会場:大阪市立自然史博物館
  • - 定員:170人(入場無料ですが、博物館入館料として300円が必要です)

このシンポジウムには、行政機関、企業、市民団体、海外の専門家などが集まり、具体的な議論が交わされます。開催日は大変重要で、多くの専門知識が寄せられる貴重な機会となるでしょう。

プログラム内容


シンポジウムのタイムテーブルも発表されています。13時に開会挨拶があり、13時15分からは基調講演「沿岸域のネイチャーポジティブとは」が行われます。続いて、特別講演として「渡り性水鳥の危機的状況と大阪湾岸の重要性」が紹介され、14時40分には国際的な視点からのアプローチも発表されます。

午後のプログラムでは、大阪湾の生物多様性を高めるためのディスカッションが行われます。参加者は、実際に地域で活躍する専門家や関係者による意見を聞くことができるでしょう。

参加者募集と問い合わせ


参加を希望する方は、博物館のホームページから詳細情報を確認できます。事前の申し込みは不要ですが、席の数に限りがあるため、早めの来場が推奨されます。

シンポジウムの模様はオンラインで視聴可能で、ライブ配信へのアクセスも提供されます。視聴希望者は、指定のURLから参加できます。

質問や詳細な情報を希望する方は、大阪湾岸国際シンポジウム事務局まで連絡してください。

結論


このシンポジウムは、私たちがどのように自然との共生を考えることができるか、未来の生物多様性の保全に向けての一歩として重要な意味を持っています。多くの方々の参加をお待ちしています。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本自然保護協会
住所
東京都中央区新川1-16-10ミトヨビル2F
電話番号
03-3553-4101

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