パーソルダイバース、LGBTQ+への取り組みでPRIDE指標5年連続ゴールド受賞!
パーソルダイバース株式会社が、LGBTQ+に関する取り組みを評価する指標「PRIDE指標2024」で5年連続ゴールドを受賞しました。同社は、障害者雇用支援を主軸とする企業ですが、性的マイノリティへの配慮も積極的に進めており、その取り組みの高さが評価された形です。
5年連続ゴールド受賞の背景
パーソルダイバースは、「障害者を含むすべての人が、制約に負けず自信を持って働ける社会」の実現を目指しています。その理念に基づき、LGBTQ+の方々も、身体的特性や性自認に関わらず、多様な価値観を受け入れ、尊重する職場環境づくりに取り組んでいます。
具体的な取り組みとしては、社員有志によるアライ(LGBTQ+当事者への理解・支援を表明する人々)コミュニティ「P-Rainbow」の活動が挙げられます。「P-Rainbow」は、社内外への啓発活動、当事者とアライの交流会や勉強会などを開催し、相互理解の促進に貢献しています。
さらに、採用担当者への性的マイノリティに関する研修を実施し、採用活動における配慮を徹底。パーソルグループ全体への多様性啓発イベントへの参加や、外部セミナーへの登壇など、積極的に情報発信にも取り組んでいます。
企業への支援も積極的に展開
パーソルダイバースは、企業がLGBTQ+を含む多様な人材を受け入れるための支援にも力を入れています。性的マイノリティに関する基礎知識や、インクルージョン推進のための具体的な手法を、当事者視点から紹介するセミナーを定期的に開催し、これまでに600名以上の企業担当者が参加しています。
転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」
同社が運営する障害者向け転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」では、2021年3月からLGBTQ+当事者かつ障害のある方を対象とした支援サービスも提供しています。専任のキャリアアドバイザーが、個々の状況に合わせたキャリアプランの設計や、LGBTフレンドリー企業の紹介など、きめ細やかなサポートを行っています。現在までに2,400名以上が登録し、300社以上の企業の求人を扱っています。利用者からは、キャリアアドバイザーのサポートが大きな力になったという声が寄せられています。
東京レインボープライドへの参加
パーソルダイバースは、アジア最大級のLGBTQ+関連イベント「東京レインボープライド2024」にも参加しました。「自分らしさでオフィスを彩ろう!」をテーマに、来場者からメッセージを集め、ブースを盛り上げました。
今後の展望
「P-Rainbow」の並木崇之氏は、5年連続のゴールド受賞について、「5年の間にメンバーが増え、多様なメンバーの力を活かし啓発活動を行えている」と喜びを語っています。今後も、LGBTQ+当事者への理解促進、働きやすい環境づくりに貢献していく決意を新たにしました。
パーソルダイバースの取り組みは、LGBTQ+への理解促進だけでなく、多様な人材が活躍できる社会の実現に向けた重要な一歩と言えるでしょう。今後も、同社の更なる活躍に期待がかかります。