La SportivaのSKWAMA、10周年の節目
クライミングシューズの名ブランド、La Sportivaが誇る「SKWAMA(スクワマ)」が、今年で誕生10周年を迎えました。この重要な節目を祝い、特別なアニバーサリーカラーとしてパープル×イエローが追加されました。この色の選択は、1980〜90年代に登場した名作クライミングシューズのカラーリングを反映したもので、La Sportivaのクライミング史そのものを象徴しています。
SKWAMAの誕生からの10年間は、変化の激しいマーケットにおいても、安定した人気を誇ってきましたが、その強さの源は一体何なのでしょうか。これはただのロングセラーにとどまらない、今なお現役で、フラッグシップモデルとして選ばれ続ける理由です。
高い多様性と性能を誇るSKWAMA
SKWAMAは2016年に登場し、高感度やサポート性を兼ね備えています。このシューズは、スメアリングやヒール、トウフックといった、現代のクライミングスタイルに完璧にフィットするよう設計されています。特にボルダリングからアルパインルート、さらにはワールドカップに至るまで、幅広いシーンで活躍してきました。開発を手がけたルカ・ガブリエッリは、「SKWAMAは最高性能カテゴリーにおける万能性の真髄を体現するシューズです」と述べており、ワールドカップ選手から中上級者まで、幅広い支持を得ていることが強調されています。
コンセプトは「肌のようにフィット、鱗のように守る」
「SKWAMA」という名前は、イタリア語で「蛇の鱗」を意味する「Squama」に由来しています。このシューズが目指したフィット感は、まさに「It fits like skin, It protects like a scale」というコンセプトに基づいています。足と靴が一体となる感覚を追求しつつ、足をしっかりと守ることも忘れていません。
スポーツ界のプロからの絶賛
プロフリークライマーである平山ユージさんは、SKWAMAについて「シューズに登らされるのではなく、自分の体をコントロールして登る感覚がある」と述べています。また、野口啓代さんもその性能を評価し、「あらゆるシチュエーションに対応できる究極のオールラウンド性能が魅力」と語っています。
開発秘話と驚くべき完成度
SKWAMAの開発には特筆すべきエピソードがあります。通常のクライミングシューズでは何度も試作を重ねるのが一般的なのですが、SKWAMAに関しては最初のプロトタイプを履いたときにすでに高い完成度を感じたと言います。開発者は、その時の感触や構造の良さに驚きを隠せなかったそうです。
10年の歴史が示すもの
今でもワールドカップやアルパインビッグウォールなどでSKWAMAを履く選手たちがいることに、開発者は誇りを感じています。SKWAMAの10周年は、その持続可能な進化を証明するものでもあり、さらなる成長を約束してくれるでしょう。
次への展望
日本のクライマーたちは近年の競技シーンを大いに盛り上げてきました。安楽宙斗選手や平山ユージ選手、野口啓代選手などは、La Sportivaの開発チームにとっても大きなインスピレーションを与える存在です。10周年を迎えた今、SKWAMAはこれからの10年も活躍し続けるモデルであり続けると確信しています。SKWAMA、次の節目を祝う日を待ち望んでいます。