ガバナンスの見える化
2025-10-28 09:22:08

企業ガバナンスの見える化に向けた新たなアプローチとは?

企業ガバナンスの新たな課題



近年、企業のIT環境は目まぐるしく進化しています。その中でも特に注目されているのが、クラウド技術やデジタル変革(DX)の推進です。これにより、企業が管理すべきアイデンティティ(ID)の数が飛躍的に増えています。従業員や取引先、さらにはシステム同士の連携を含め、非人間ID(RPA、API、IoTデバイスなど)も急増中です。この変化が進む中で、企業でのIDガバナンスの重要性が増しています。

ID管理はもはや単なるセキュリティ対策ではなく、経営リスクそのものと認識されつつあります。特に、特権IDが乗っ取られるリスクや内部監査の複雑化には注意が必要です。特に金融機関においては、FISC基準やJ-SOX、ISO27001などの安全対策が年々厳しくなり、それに伴う工数も増大しているのが現状です。

IAM導入だけでは不十分



これまで多くの企業が導入してきたIAM(Identity and Access Management)ですが、実際には「誰が、どのシステムに、どの権限でアクセスしているのか」を把握できていないケースが多々存在しています。このような状況では、経営陣や監査部門に対して適切に説明責任を果たすことが難しいのです。特に、オンプレミスとクラウドの環境が混在する場合、従来のIAMシステムでは管理が行き届かなくなることがあります。

また、退職や異動、外部委託者の管理を手作業に頼っている場合、特権IDの不正利用のリスクも高まります。IDaaSやIAMが乱立してしまうことで、ポリシーが分散し、運用負荷が増加する問題も深刻です。この結果、J-SOXやISO、FISCなどの監査対応も後追い、全社的なガバナンスの維持が困難となっています。

IGA/PAMによる全社的なガバナンスの実現



現在注目されているのは、IGA(Identity Governance and Administration)とPAM(Privileged Access Management)の統合です。これにより、全社的なアクセス権限の一元管理が可能になります。特に、サビヤント(Saviynt)というプラットフォームは、セキュリティやガバナンスの観点から非常に効果的なソリューションとして評価されています。このプラットフォームを利用することで、どのユーザーがどのリソースに、どれだけの権限を持っているかを「見える化」することが可能となります。

本セミナーでは、情報システム部門やセキュリティ部門、内部監査部門などが参加対象です。企業のID管理の現状について解説しながら、Saviyntの具体的な利用例やKPMG Japanによる導入支援の事例を紹介します。このような情報を通じて、どういった対策が今後の課題解決に繋がるのか、一緒に考える機会を提供します。

今後の取り組み



マジセミは、今後も企業の皆さまに役立つウェビナーを定期的に開催する予定です。過去のセミナー資料や、別の募集中のセミナーについては、公式サイトをご覧ください。高まるIDガバナンスの必要性に対処するため、一緒に学び、成長していきましょう。

問合せ先:
マジセミ株式会社
〒105-0022
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汐留ビルディング3階
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