『不動産クラウド』登場
2023-09-28 14:05:14

新たな不動産売買マッチングプラットフォーム『不動産クラウド』が誕生

新たな不動産取引の道を開く『不動産クラウド』の登場



不動産業界に新たな風を吹き込むプラットフォーム『不動産クラウド』が、事業用不動産の売買マッチングを簡易に行えるサービスを開始しました。この新しいシステムでは、買い手企業が自社の不動産ニーズを広く公表することで、売り手企業は適切な買い手とコネクションを持つことが可能になります。

新しい売買の仕組み



『不動産クラウド』は、従来の不動産仲介を介さず、オンライン上での直接交渉を可能にする仕組みです。このため、取引コストが大幅に削減され、売り手企業は仲介手数料を支払うことなく、直接交渉を行えるメリットがあります。

効率的なマッチング



このサービスの特徴は、買い手企業による詳細なニーズの共有です。一般的な不動産取引では、経済的な条件が重視されがちですが、『不動産クラウド』では、買い手企業のまちづくり戦略や提案可能なスキームを考慮することが求められます。これにより、売り手企業は自社の不動産を適切なニーズを持つ企業に託けることができ、ミスマッチを防ぐことが可能になります。

プライバシーの保護



さらに、他のプラットフォームと異なる点は、売り手側が自社の不動産情報を一般公開するのではなく、相談したい買い手企業のみと情報を共有できることです。この仕様により、売り手は慎重に取引を進めることができ、信頼関係を築くことが可能です。

多様な取引スキームへの対応



『不動産クラウド』では、信託受益権や不動産M&Aといった複雑なマッチングも行えます。区分所有や再開発といった特別な要素に対しても、売り手企業が持分を一定残しながらの取引をサポートします。この多様なスキーム対応は、従来の不動産仲介では扱いきれない案件に対しても柔軟に対応できます。

事業の背景と方向性



国内の中小規模オフィスビルの多くは、1980年代から1990年代に建設されたものです。現在、これらのビルは老朽化が進み、リニューアルや建替えを避けられない状況にありますが、大規模な資本を必要とするため、多くの不動産所有者が悩みを抱えていると言われています。この背景から、『不動産クラウド』のサービスが必要とされるようになりました。既存の不動産仲介業者では対応しきれない案件のため、新たに設計されたプラットフォームが求められています。

株式会社Social Bankの活動



『不動産クラウド』を運営する株式会社Social Bankは、「不動産の流動性向上を通して、都市のアップデートに貢献する」を企業理念に掲げており、オフィスビル、商業施設、駐車場など法人間の不動産取引を効率的にマッチングすることを目指しています。今後も企業間の円滑な不動産取引を提供するため、プラットフォームの改善とサービスの向上を進めていくということです。

新たな不動産取引の可能性を秘めた『不動産クラウド』は、変化の激しい市場において、企業に新しい選択肢を提供し続けていくでしょう。ぜひこのサービスに注目してみてください。

会社情報

会社名
株式会社Social Bank
住所
東京都新宿区新宿5-15-14Inbound League310
電話番号

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