遺児支援奨学金
2026-03-23 14:35:45

厳しい物価高に立ち向かう遺児支援「あしなが高校奨学金」

厳しい物価高に立ち向かう遺児支援「あしなが高校奨学金」



一般財団法人あしなが育英会が実施する「あしなが高校奨学金」が、2026年度の予約申請を受け付け、過去最多の1819人が申し込みを行いました。これにより、1187人が奨学金を受け取ることが決定したものの、未採用者も632人という厳しい現実があります。物価高の影響を受けて、生活に困窮している遺児家庭の支援ニーズは高まっており、この状況は3年連続で続いています。

遺児家庭の厳しい実情



あしなが育英会が2025年に行った調査によると、奨学生の家庭は非常に厳しい経済状況にあります。平均勤労収入はわずか140.9万円で、52.2%の家庭は過去1年間に「お金が足りず、食料を買えなかった」との経験をしています。特に、物価高が続く中で「買い物に行くこと自体が辛い」といった声も多く寄せられています。

代表的な声として、新潟県の40代母親は「物価が上がってしまい、手に入れられないものが増えている」と述べ、岡山県の50代母親は「食費はもちろん光熱費なども上昇しており、家計は困窮している」と語りました。したがって、奨学金を必要とする家庭が増えているのは明白であり、その背景には物価の高騰が影響しています。また、イラン情勢の緊迫化による原油価格の高騰が、さらに遺児家庭に影響を及ぼす可能性も懸念されています。

申請数の推移と奨学金の重要性



あしなが高校奨学金の申請数は、2023年度の1328人から始まり、2024年度には1800人、2025年度には1720人、そして2026年度は1819人に達しました。これらの数字は、過去数年間の間に奨学金の必要性が高まっていることを示唆しています。不採用となった34.7%の申請者も、切実なニーズを抱えている人たちであるため、一人でも多くの遺児がこの支援を受けることができるよう努める必要があります。

あしなが学生募金による支援の輪



そのため、あしなが育英会は4月18日から全国で「あしなが学生募金」を実施し、学生たちが自ら奨学金を受けて進学できた経験を生かし、後輩遺児への支援を呼びかけます。この募金活動は、全国約120か所で行われ、オープニングセレモニーは4月11日に新宿で開催されます。この活動により、少しでも多くの遺児たちに奨学金が届くことが期待されます。

みんなの力で奨学金を



賛同する皆さんには、あしなが学生募金への温かい支援と協力をお願いしたいと思います。奨学金は、親を亡くしたり障がいを抱える子どもたちの夢を支える大切な手段です。私たち一人一人がこの活動に参加することで、未来の遺児たちに希望を届けることができると信じています。私たちの社会で、教育の機会を平等に受けられる環境を作り上げるために、ぜひお力をお貸しください。支援の輪が広がり、一人でも多くの子どもたちが夢をつかむことができる日を共に迎えることができることを願っています。


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会社情報

会社名
あしなが育英会
住所
東京都千代田区平河町2丁目7番地5号砂防会館本館4階
電話番号
03-3221-0888

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