クリタグループがSBT認定を取得
栗田工業株式会社、通称クリタグループは、温室効果ガス(GHG)排出削減に向けた目標設定が、国際的イニシアティブであるScience Based Targets initiative(SBTi)より認定を受けたことを発表しました。この認定により、2030年までの短期目標と2050年までの長期目標の妥当性が認められ、クリタグループの「水の新たな価値」を追求する企業ビジョンが実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。
クリタグループのビジョンとGHG削減目標
クリタグループは、2030年の目指す姿として「持続可能な社会の実現に貢献する『水の新たな価値』の開拓者」というビジョンを掲げています。具体的な取り組みとして、「クリタグループのマテリアリティ」を特定し、その中で「脱炭素社会実現への貢献」を重要なテーマに設定。産業や社会におけるGHGの削減に寄与するソリューションの開発と提供、低炭素な事業活動の実践を通じて、サプライチェーン全体でのGHG排出削減目標を策定しています。
短期目標
- - 2030年までに、Scope1およびScope2でGHG排出量を80%削減
- - Scope3での削減は30%を目標
長期目標(Net-zero)
- - 2050年までに、クリタグループのバリューチェーン全体でGHG排出量をゼロにする
これらの目標は、環境問題の解決や多様な社会ニーズへの順応を目指したものであり、クリタグループは持続可能な社会の実現に向けた貢献を続けていく考えです。
具体的な取り組み
クリタグループは、これまでに水処理技術や環境ソリューションを通じて、さまざまな業界に向けて環境負荷の軽減を図ってきました。今後もさらなる技術革新やサービスの強化を通じて、GHG排出削減に寄与する製品やサービスを提供し続けることで、企業としての社会的責任を全うします。
気候変動による影響が深刻化する中で、企業の取り組みが求められる時代において、クリタグループの行動が他の企業に与える影響は大きいと考えられます。持続可能な社会を目指す企業の立ち位置と、具体的な行動計画を明確にすることは、今後のビジネス戦略に不可欠です。
クリタグループは、気候変動やその他の環境課題解決に向けての具体的なビジョンを持ち、その実現に向けた道筋を描いています。今後も新たな取り組みを進めることで、持続可能な水と環境に関するソリューション提供者としての役割を果たしていくでしょう。
以上、クリタグループの新たな取り組みについてお伝えしました。