あどばる、サービスオフィス事業をATOMicaへ譲渡
株式会社あどばる(東京都新宿区)は、2026年8月1日をもってサービスオフィス事業を株式会社ATOMica(宮崎県宮崎市)へ譲渡すると発表しました。この譲渡により、あどばるが運営してきたワークスペースやレンタルオフィスの品質を引き継ぎつつ、ATOMicaが持つ全国的なコミュニティづくりの知見を活かして、さらなる価値向上を目指します。
1. 事業譲渡の背景
近年、働く場所の選択肢が多様化し、シェアオフィスやサービスオフィスが全国に浸透しています。このような流れの中で、多くの人々がオフィスの外で仕事を行うようになっている一方で、一人で作業をする時間が増え、同じ空間にいても他の利用者と接する機会が減少している現状があります。これに対してあどばるは、「人々の出会いを生み出し、『つながり』を育む」ことを企業理念として掲げています。
あどばるは、有人運営を通じて、利用者一人ひとりに寄り添ったサービスを提供してきました。譲渡されるサービスオフィス事業でも、きめ細やかな有人運営を継続しており、信頼関係を築いてきた企業や利用者との関係をATOMicaに引き継ぎます。
2. ATOMicaの取り組み
ATOMicaは、2019年の設立以来、多様な拠点に専門職「コミュニティマネージャー」を配置し、一人ひとりのニーズを聴き取り、適切な人や機会へと結びつけるコミュニティ形成を行っています。現在70以上の施設を運営し、出会いや交流を生み出す場所の提供に注力しています。
この新たな展開により、ATOMicaは引き継いだサービスオフィス事業をさらに発展させることを目指しています。コミュニティマネージメントや新しい施設運営システム「knotPLACE」を活用し、業務の効率化に努め、利用者の体験価値を高める取り組みが進められています。
3. 事業譲渡後の展望
譲渡後、ATOMicaは全国の拠点と連携し、ビジネスパーソンが地域の企業や機会と出会う場を提供する予定です。企業の地域進出を支援し、利用者同士の交流や共創を促進するために、コワーキングスペースを有する企業と共に新たな価値を生み出す場づくりも進めています。
今後の展開
- - コミュニティマネージャーによる運営強化: 各拠点にはコミュニティマネージャーが配置され、人と人との交流を深めるサポートを行います。
- - 全国連携の強化: ATOMicaが運営する拠点間の連携を強化し、ビジネスの現場で新たな「出会い」を創出します。
- - 共創の場づくり: オフィスビルや駅直結施設などとの協力を通じて、利用者間の交流や共創が生まれる場を提案します。
4. 企業の思い
あどばるの取締役、中村一隆氏は「ATOMicaのミッションに共感し、事業譲渡を決断した」と語っています。ATOMicaの「頼り頼られる関係性を増やす」という理念が、あどばるの価値観と合致していることを強調しています。
一方、ATOMicaの代表取締役Co-CEO、南原一輝氏は、「あどばるが築いてきた信頼関係をさらに強化し、人々の出会いを楽しむ場を提供する」との意気込みを述べています。今後、両社の強みを活かした新しいサービスの提供が期待されています。
まとめ
あどばるのサービスオフィス事業がATOMicaに譲渡されることで、さらに豊かな働く場の提供が進むことが期待されています。「人と人との出会い」を重視し、新たな価値を創造していく両社の取り組みに今後も注目が集まります。