ディアローグコスメティクスと中日本メディカルリンクが手を組み地域貢献を目指す

エシカルなヘアケアで地域と地球に貢献

株式会社ディアローグコスメティクス（東京都渋谷区）は、業務連携を結んだ中日本メディカルリンク株式会社（長野県松本市）と協力し、同社が製造するエシカルで高品質なヘアケア商品「幾重」シリーズの販売を展開していくこととなりました。これにより、地域経済と環境保全に寄与する取り組みを強化する狙いがあります。

人気の「幾重」シリーズとは？

「幾重」シリーズは、長野県木曽駒ヶ岳の天然雪解け水を使用し、肌に優しい成分で構成されています。特に、このシリーズは美容師の手荒れを解消するために5年間かけて開発され、美容師だけでなく、すべての世代に向けて刺激を感じにくい製品です。2023年に誕生したこの商品は、赤ちゃんから大人まで利用可能で、髪質や肌質に関わらず幅広いユーザーに支持されています。

地域と地球に優しい製造過程

ディアローグコスメティクスは、地域の環境に配慮し、ほぼ手作業で製造されています。また、同社のグループ企業であるB型就労継続支援施設「I-WORK」では、障がいを持つ方々が製造工程の一部に参加しており、就労支援にもつながっています。

人口減少や少子高齢化が進む中、地域の雇用創出に寄与することは重要な課題です。「幾重」製造を通じて、地域経済を活性化し、環境への負担を削減することを目指しています。

販売の新たな流れ

今回の業務連携により、JMLINKが「幾重」シリーズの販売をサポート。この提携により、医院や介護施設などの医療・福祉従事者に、商品の効果を伝える機会が増え、普及が期待されます。

「幾重」シリーズには3種類のシャンプーとトリートメントが揃っており、それぞれ異なる香りを楽しむことができます。また、旅行用のトラベルセットも用意されており、利便性も追求しています。

今後の展望

ディアローグコスメティクスの社長、山口哲朗氏は、「幾重」の生産体制の強化と地域での雇用創出に意欲を示しています。製品の品質向上に努め、持続可能な社会への貢献も視野に入れています。また、中日本メディカルリンクの社長、上野直樹氏は、「人の役に立つ製品を提供することは企業の使命」と語り、地域の貢献を続ける考えを表明しています。

この業務連携は、消費者が選ぶエシカルな選択肢を広げると同時に、地域の活性化や環境保全の成果にもつながるでしょう。

ディアローグコスメティクスと中日本メディカルリンクの取り組みは、今後も注目されることでしょう。