FXC株式会社の新しいPoEスイッチ「FXC5628PE」
2025年7月4日、FXC株式会社が新たにギガビットレイヤ2 PoEスイッチ「FXC5628PE」の受注を開始します。このスイッチは、24個の10/100/1000M RJ45ポートおよび4個の1000M SFPスロットを装備しており、企業や学校など多様な環境での利用が期待されています。
FXC5628PEの仕様と価格
FXC5628PEは、各RJ45ポートがIEEE802.3af/at規格に準拠しており、1ポートあたり最大30Wの給電が可能です。これにより、PoE対応のデバイスに安定した電力供給が可能となります。また、スイッチ全体では最大450WのPoE給電を実現しています。製品の標準価格は税別で248,000円とされています。
特徴的な機能
このスイッチの大きな特長は、PoE死活監視機能です。これにより、給電されているデバイスの状態を常に監視できるため、安定したネットワーク構築が実現します。さらに、QoS(Quality of Service)機能を利用することで、安全かつ快適なネットワーク環境を提供することが可能です。
豊富なポート構成
FXC5628PEは、24ポートのRJ45に加えて、4ポートのSFPスロットを搭載しています。これにより、柔軟なネットワーク構成が行えるだけでなく、将来的な拡張も可能です。各ポートで最大8段階のQoSに対応しており、VLANを利用したネットワーク分離にも対応しています。
高いセキュリティ機能
セキュリティ機能にも優れており、IEEE 802.1x認証機能により、不正アクセスを防ぐことができます。また、ARPインスペクションやIPソースガードなど、より細かいパケットコントロールが可能なACL機能が搭載されています。
環境に配慮した設計
FXC5628PEは、環境にも配慮した設計が施されています。省エネルギー規格IEEE802.3azに準拠しており、グリーンイーサネット技術を採用しています。これにより、電力消費を削減しつつ、効果的な運用が可能です。
総評
新型PoEスイッチ「FXC5628PE」は、サーバールームやオフィス環境など、あらゆるシーンで求められる多機能性と高いパフォーマンスを兼ね備えています。特に、豊富な管理機能とセキュリティ機能が充実しているため、ビジネスにおける安定したネットワーク構築に貢献するでしょう。
受注と出荷の開始日は2025年の7月4日で、詳細な製品情報は公式ウェブサイト(
FXC製品ページ)で確認できます。今後の導入が待ち遠しい製品となるのではないでしょうか。