リゾナーレ那須、特支学校との協力
栃木県に位置するリゾナーレ那須は、地域資源を活用した新しい取り組みを始めました。特に注目されているのは、宇都宮青葉高等学園と協業して実施する「教育×観光」の地域共創プロジェクトです。このプロジェクトは、自家製米「アグリガーデン米」を利用した製品作りを中心に展開されます。
プロジェクトの目的
地域資源の循環型利用を目指し、リゾナーレ那須は宿泊客に提供する自家製米から400kgの余剰米が発生する見込みです。これを有効活用すると同時に、特支学校の生徒たちが製品製造を通じて職業的な自立を促進することを目指します。特別支援学校は、実業に限らず、実践的な学びを提供する重要な場となっています。
お米のフィナンシェ製造
本プロジェクトでは、宇都宮青葉高等学園の生徒たちが「お米のフィナンシェ」の製造に取り組むことになります。リゾナーレ那須から提供される「アグリガーデン米」を基に、製造実習を行います。この取り組みは2026年6月から2027年2月まで計4回実施され、生徒たちは実践的な経験を通じて「ものづくり」の楽しさと難しさを学びます。
商品の販売方法
完成したフィナンシェは、リゾナーレ那須内の「POKO POKO」で販売されます。生徒たちが自分たちの手で作った商品が宿泊客の元に届くことは、彼らにとって大きな喜びとなります。また、イベントでの販売実習も予定されており、地域との接点を持つ機会が増えることが期待されています。
中長期的なビジョン
このプロジェクトは一過性のものではなく、中長期的な発展を見据えています。リゾナーレ那須では、今後も新商品を開発する計画があり、生徒たちが実習を通じて社会への参加を促進。さらに、星野リゾート系列の旅館では、すでに卒業生が就業しており、実際の労働体験が彼らの今後の自立を支えています。
栃木県立特別支援学校宇都宮青葉高等学園
本校は、軽度の知的障害を持つ生徒のための特別支援学校です。職業科が設置され、流通や福祉に関連したコースで実践的な教育が行われています。地域の社会参加を通じて、生徒は自立に向けた力を身につけています。
まとめ
リゾナーレ那須と宇都宮青葉高等学園によるこの画期的なプロジェクトは、地域資源を生かしながら次世代を育てる新しい形を提案しています。「教育」と「観光」の融合は、未来を見据えた取り組みであり、今後の展開から目が離せません。地域のつながりが新たな価値を生み出すこのプロジェクトは、社会全体に貢献していくことでしょう。