25周年を迎えるNHK Eテレ人気番組がついに初舞台化！

舞台『ビットワールド THE STAGE』が上演決定！

NHK Eテレで愛され続けている人気番組『ビットワールド』が、2025年7月4日から13日にかけて東京・サンシャイン劇場にて初めて舞台化されることが発表されました。デジタルの世界を舞台にし、視聴者とのインタラクションや多彩なアニメーション、コントが盛り込まれた本番組は、2007年から放送を開始し、前身番組の『天才ビットくん』と合わせると25年の歴史を持つ、子どもたちの想像力を育む大切な存在となっています。

この舞台の演出は、SUGARBOYの川尻恵太が務め、舞台仕様の新たな物語が展開されます。出演者には、いとうせいこうや金子貴俊、中田あすみ、横山だいすけといった番組レギュラーメンバーをはじめ、新たに上田堪大、小山百代、高橋怜也が加わります。特別出演として大和悠河も登場し、舞台を豪華に彩ります。さらに、昇野英知（バカリズム）が映像出演を果たし、日替わりコーナーには浅川梨奈や古坂大魔王、マキタスポーツなど多彩なゲストが登場予定です。

物語の内容

舞台では、主人公のマスター（いとうせいこう）、ソーイ（中田あすみ）、ミラレタ（金子貴俊）が「ニュービットワールド」という異世界に吸い込まれ、その謎を解き明かす冒険が描かれます。仮想空間総合研究所からやってくるダイゴ（上田堪大）やスミレ（小山百代）、ユタカ（高橋怜也）も登場し、観客は彼らと共にこの新たなデジタルの冒険を体験します。

舞台の魅力と期待

本舞台化では、番組出演者がリアルに登場することで、ファンにとって待望の体験が実現。長年にわたり愛されてきた『ビットワールド』の独自の世界観がどのように表現されるのか、期待が高まります。子どもたちの創造力を育む工夫が散りばめられた本作は、まるで子供たちが仮想の世界に入り込んだような没入体験を提供します。

公演チケットは2025年4月19日から先行販売が開始され、一般販売は次の月の24日からスタート。公式ウェブサイトも立ち上がっており、詳細情報が随時更新されています。観客は新たな体験を通じて、ビットワールドの世界とどのように触れ合うのか、その期待が寄せられています。子どもたちにとって、また大人たちにとっても思い出に残るひと時となるでしょう。

出演者の声

出演者たちも舞台化への意気込みを語っています。いとうせいこうさんは「この逆転の最先端ぶり」という表現で、現代のエンターテイメントの形を引き受ける舞台製作への期待感を示しました。金子貴俊さんは、19年のベテランとして「番組が進化し続けていることに感動しています。」とコメント。中田あすみさんも「新たな挑戦に向かって行く様はさすがビットワールド！」と舞台化に期待を寄せています。

今回の舞台化は、ただのミュージカルではなく、インタラクティブな体験や観客との距離感を大切にした演出が計画されており、観客が作品の一部となれる瞬間を実現することでしょう。舞台『ビットワールド THE STAGE』は、新たな時代のエンターテインメントとして活躍が期待される作品です。