近畿大学とクロス・マーケティングが手を組んだ新たな試み
近畿大学産業理工学部と株式会社クロス・マーケティンググループは、2023年より産学連携の取り組みを開始しました。福岡県飯塚市に位置するこの大学では、学生たちが実践的な問題解決力を身につけるための場として、PBL(プロジェクト・ベース・ラーニング)を導入しています。これにより、学生はリアルなビジネス課題に対する理解を深めることが期待されています。
PBL(プロジェクト・ベース・ラーニング)とは?
PBLは文部科学省によるアクティブラーニングの一環で、正解のない課題を通じて学生が問題解決のアプローチを学ぶことを目的とします。この方法を通じて、学生は自己主導的に学び、自ら課題を発見し、解決策を探る力を育成します。昭和から続く近畿大学は、その理念に基づいた教育を展開し、フロンティア人材の育成を目指しています。
データ分析の重要性
マーケティング分野ではデータ分析が大きな役割を果たしています。クロス・マーケティンググループは、日本最大級のパネルネットワークを駆使しながら、デジタルの力で企業のマーケティングを支援することを目的にしています。この背景を活かし、3ヶ月間にわたる学生の学びの成果として、2026年1月にファイナルプレゼンテーションが行われました。
具体的な取り組み内容
本年度の取り組みでは、約150名の学生が「モラタメ」の魅力を伝えるためのコミュニケーションアイデアを提案しました。ターゲットは20代後半から30代の主婦で、インスタ広告を用いて効果的なメッセージを伝える方法を探求しました。学生は現状分析の方法から学び、グループワークを通じてプレゼンテーションを構築しました。
学生の声
参加した学生たちは、プレゼンテーションの中で得た気づきについて次のようにコメントしています。データが「点」ではなく「線」として施策に結びつく重要性を学び、分析は思考を深めるための過程であるとの意見が寄せられました。こうした自己の成長を感じ取った学生は、データを活用した戦略立案の過程に素晴らしい経験を得られたと語っています。
今後の取り組みへの期待
クロス・マーケティンググループでは、型にはまらない柔軟な人材の育成を支援し、持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を示しています。企業理念「未来をつくろう。」に基づき、今後も産学連携を通じた取り組みを推進し、社会の期待に応えていくことを誓っています。
近畿大学とクロス・マーケティンググループの概要
近畿大学は、大阪府東大阪市に位置し、全15学部49学科を擁する総合大学です。企業との連携を重視する同大学は、学生に実践的な学びを提供し続けています。
また、株式会社クロス・マーケティンググループは、デジタルマーケティングとリサーチを中心としたソリューションを提供し、社会に貢献することを目指しています。学生によるこのようなプロジェクトは、今後の若手人材育成においても重要な意味を持ち続けるでしょう。