東海理化の挑戦
2025-10-15 11:24:56

東海理化が目指す育児・介護支援での多様な働き方の探求

東海理化が目指す育児・介護支援での多様な働き方の探求



企業の多様性と包摂性を重視し、社員の働きがい向上を目指す東海理化。12月12日、同社が開催するセミナーでは、育児や介護といったライフイベントを支援するための具体的な取り組みについて詳しく紹介されます。参加は無料で、特に人事やダイバーシティ推進に関わる方々には具体的で実践的な学びが得られる貴重な機会です。

セミナーの概要と目的



このセミナーは、株式会社wiwiwが展開する「DEI Campus」の一環として開催されます。参加者には、株式会社東海理化の人事部働きがい改革推進室の高橋聡子氏が登壇し、同社が推進する「全員活躍」のための取り組みを紹介します。自動車部品メーカーである東海理化では、HMI製品やセキュリティ製品、さらには安心・安全な社会の実現を目指す取り組みを行っています。

同社が掲げる「全ての社員が仕事とそれ以外の時間を両立しながら人生を歩んでいる」という信念のもと、育児・介護といった多様なライフイベントを支援するために、従来の制度を見直し、全社員が利用できる仕組みを構築しています。特に、社外副業制度や勤務間インターバル制度の導入が評価されており、社員が自分の価値観やライフステージに応じた働き方を選択できるように支援しています。

新たなキャリア支援の枠組み



育児や介護の双方を支援するために、東海理化では特に手厚いキャリア支援を提供しています。妊娠期から復職後までの期間に、計画的な上司との面談や両立支援セミナーを実施し、社員が自らのキャリアを描く手助けを行っています。そうした努力が実を結び、男性の育休取得率は驚異の9割以上を達成。復職後においても、キャリアデザインに成功している事例が増えているのです。

さらに、介護の支援においても、キャリア面談で状況を把握し、地域包括支援センターとの連携によって相談会を開催。社員が抱える様々な課題を解決する手助けを行っています。こうした取り組みを通じ、職場の意識変革が進み、「お互い様」の文化が育まれています。

学びを持ち帰る



本セミナーでは、参加者が持ち帰ることのできる学びとして以下が挙げられます:
  • - キャリア支援の考え方
- 時間制約を「制約」と捉えず、「成長の機会」として活用する視点
  • - 両立支援の仕組み化
- 育児・介護・治療とキャリア形成を結びつける実践的な仕組み
  • - 組織文化の変革
- 社員主体の取り組みが「お互い様」の風土を醸成し、キャリアの継続を支えるプロセス

このように、具体的かつ実践的な内容は、DEI推進に課題を感じている人事担当者にとって、有益な情報源となることでしょう。

結論



「全員活躍」を目指し、育児・介護といったライフイベントに対する支援策を着実に実施する東海理化の取り組み。セミナーはその実例を学び、他の企業でも実践できるヒントを得る素晴らしい機会です。参加を通じて、より良い職場環境の実現に向けた一歩を踏み出してみませんか。

会社情報

会社名
株式会社wiwiw
住所
電話番号

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