豊橋小沢小での地元特産梨の皮むき体験
2026年9月5日、愛知県豊橋市にある小沢小学校で、地域の特産品である「小島梨」を自分でむいて味わう「小沢を味わう会」が開催されました。このイベントには、同校の1年生から6年生までの84人の児童が参加し、楽しみながら皮むきに挑戦しました。
地元特産品に親しむ恒例行事
小沢小学校は豊橋市の南部に位置し、この地域で生産される「小島梨」は特に有名です。このイベントは1998年から続けられている伝統行事で、児童たちは包丁の正しい使い方を学びながら、地元の特産物に親しむ機会を持つことができます。初めは皮の長さを競っていましたが、2021年度からは味わうことに重きを置き、児童たちはそれぞれのスタイルで皮むきを行いました。
児童たちの準備と挑戦
梨は「豊水」で、小島梨組合が児童数分の梨を用意し、大きさも均一に揃えました。児童たちは夏休み中に自宅で皮むきの練習を行い、しっかりと準備を整えてこの日を迎えました。
1年生と2年生は、保護者の手を借りながら慎重に作業を進めます。「せーの!」の声に合わせて包丁を動かす子もいれば、「一人で全部できた!」と誇らしげに報告する子もいて、微笑ましい光景が広がりました。さらに3、4年生になると、「皮を薄くむく」ことや「最後までひとりでやる」といった目標意識を持つ姿も見られました。「家での練習より皮が柔らかくてむきやすかった」と語る児童もいました。
5、6年生になると、安定した手さばきを見せます。梨農家の家庭で育った6年生は、「皮を薄くむくつもりだったが少し失敗しちゃった。家でもう一度挑戦し、家族にむいた梨を美味しく食べてもらいたい」と話していました。
みんなで楽しむ梨の味
丁寧に皮をむいた後、児童たちはクラスメートとともに小島梨の味を堪能しました。「少し酸味がある」「甘いところとすっぱいところの違いが楽しい」と、それぞれの感想を交わしながら一人1個の梨を味わいました。見守る保護者たちも、「愛情たっぷりでおいしい」と笑顔で楽しむ姿が印象的でした。
地元の特産物の魅力を再発見
行事の冒頭には組合の会長である朝倉孝樹氏がリモートで挨拶し、今年は雨が少なかったものの、美味しい梨ができたことを伝えました。その後、3年生による梨の栽培方法や、国内の様々な梨の品種についての発表が行われ、児童たちは学んだ知識を披露しました。
「豊水は甘味と酸味のバランスがいい梨で、果汁が多くとてもみずみずしいです」と説明する姿には自信がにじみました。イベントを通じて、児童たちは地元特産物の魅力を身近に感じ、地域の文化はもちろん、食の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。