ウルテクが新たに発表した「Area Discovery」機能
ログリー株式会社が提供するアカウントインテリジェンスツール「ウルテク」は、このたび新機能「Area Discovery」を実装しました。この機能は、Webサイトへアクセスする企業を都道府県レベルで特定し、ユーザー単位でその情報を可視化することが可能です。これにより、特定地域からのアクセスを即時にフィルターし、担当者に通知することができます。さらに、AIエージェントを活用して地域別の検索意図を解析し、営業やマーケティングの精度を高めることが期待されています。
開発の意図
従来のBtoBにおけるWebアクセス解析は、主に企業単位でIPアドレスを基に判別していました。この方法では、本社と地方拠点のアクセスの違いを見分けることが困難であり、地方拠点をターゲットにした営業やマーケティング施策においては、アプローチ先の特定が難しい状況でした。その結果、機会損失を招くケースも多くありました。
こうした背景から、「Area Discovery」機能が開発されました。この新機能は、ユーザーのアクセス元を精緻に特定することを可能にし、営業担当者が地域ごとのニーズを把握しやすくするためのものです。
「Area Discovery」の仕組み
1. ユーザー単位の高精度な位置特定
「Area Discovery」は、企業IP判定では把握できなかった、ユーザー単位での都道府県特定を実現します。アクセスが本社からのものか、地方オフィス、工場、支店などからのものかを明確に判別し、特定地域からのアクセスをリアルタイムで可視化します。
2. 即時通知機能
この機能は、地域担当者がアプローチが必要なタイミングを見逃さないように、アクセスを検知した瞬間にSlackなどのコミュニケーションツールを通じて即時に通知します。これにより、担当者は迅速に行動を起こし、アプローチ漏れを防ぐことが可能になります。
3. AIによるマーケティング最適化
さらに、AIエージェントが地域ごとの興味や関心を解析し、広告戦略やSEO対策の最適化に役立ちます。これにより、より効果的な地域特化型マーケティングを行うことが可能になります。
どのような企業に向いているか
「Area Discovery」は特に以下のような企業におすすめです。
- - エリア制で営業活動を行うBtoB企業: 管轄エリアからの引き合いを逃さず、初動対応のスピードを向上させることができます。
- - 地方拠点をターゲットとする企業: 本社への無駄なアプローチが減り、ニーズがある現場へダイレクトにアプローチできます。
- - BtoBマーケティング担当者: 地域ごとの費用対効果や関心を可視化し、施策の精度を高めます。
今後の展望
ログリーは、今後も「URUTEQ」を通じて高精度なデータ解析とAI技術を駆使し、BtoB企業の営業やマーケティング活動の機会損失をなくす方向で取り組んでいく方針です。
会社概要
ログリー株式会社は、ファーストパーティデータを基にしたマーケティング技術を駆使し、BtoC及びBtoB双方の顧客接点を統合・最適化しています。アカウントインテリジェンスツール「ウルテク」は、その一環として展開されており、企業の売上拡大とLTV向上に貢献しています。
会社名: ログリー株式会社
代表者: 吉永浩和
所在地: 東京都渋谷区恵比寿一丁目19-15
事業内容: メディアテクノロジー、アドテクノロジー、データマーケティング
公式HP:
ログリー株式会社
お問い合わせ先:
ウルテク事業責任者: 井上翔太
メールアドレス:
[email protected]