北海道旅行を新たなものへ変える『FLY Deep Hokkaido』の登場

新しい旅行スタイルを提案する『FLY Deep Hokkaido』

2025年1月17日、日本航空及び北海道エアシステムが共同で発表した新しいWebサイト『FLY Deep Hokkaido』が、訪日外国人旅行者をターゲットにしたインバウンド旅客向けの旅行購入プラットフォームとして始動します。このサイトは、北海道に滞在する外国人が、移動を楽しみながら北海道の魅力を体験できる『旅ナカ旅行』を促進するものです。

札幌丘珠空港を拠点にした旅行の新スタイル

HAC（北海道エアシステム）は、札幌丘珠空港を出発点とし、札幌やニセコなどの道内への日帰りや1泊旅行プランを提案します。旅行者は、出発前日までに航空券を予約できるため、突然の思い付き旅行にも対応可能です。

トップページには、北海道を根ざした絵本作家、そら(SORA)さんがさいたまに書き下ろした、HAC就航地の魅力が詰まったイラストが掲載され、ビジュアル的にも楽しめる構成になっています。

簡単で便利な予約システム

『FLY Deep Hokkaido』では、英語でのサービス提供が行われ、HACが就航する9都市の情報を紹介。札幌中心部から6kmという近さを生かし、アクセスも便利です。これにより、観光客は気軽に道内各地を訪れることができ、その魅力を存分に堪能できます。

2023年、236万人の訪日外国人が北海道を訪れましたが、その中でも宿泊数の約7割が札幌や倶知安などの道央地域に集中しています。このため、HACは札幌丘珠空港を活用し、道央地域以外の魅力的な観光地へも訪れてもらえるよう、新たな旅のプランを企画しています。

2025年の機能拡充を見据えて

2025年の2月以降には、航空券と同時に宿泊予約が可能になる新機能を導入し、サイトの利便性を向上させる計画があります。この取り組みを通じて、訪日外国人の地域観光促進を強化し、北海道全体の観光業の活性化を図ります。

HACが目指すのは「世界と地域をつなぐ」「人と人をつなぐ」。これを実現するために、アクセスしやすい札幌丘珠空港を出発点に、新しい『旅ナカ旅行』の形を多くの人々に提案していきます。北海道のさらなる魅力に触れる機会を提供し、訪れる人々に新たな発見を与えることが期待されています。