信州の家づくり
2025-03-05 15:36:16
地域に根ざした家づくりを探る『信州の建築家とつくる家20』の魅力とは
地域に根ざした家づくりを探る『信州の建築家とつくる家20』の魅力とは
新建新聞社が発行する住宅事例集『信州の建築家とつくる家』シリーズの最新号が、2024年3月15日に発売されます。この一冊では、地域の特性を活かした家づくりを行う信州の建築家たちが、その土地の気候風土を考慮し、心地よく住むための知識と技術を駆使して生み出した28の住宅事例が紹介されています。
このシリーズでは、特に変わるものと変わらないものに焦点を当て、各建築家がどのように地域の伝統や風土を生かしているのかを迫ります。たとえば、諏訪地方に見られる深い軒のある大軒造りを再生した事例や、軽井沢に佇む木立の中の平屋、伊那谷の農業を活かしたカフェ併設の宿泊施設など、各地で活躍する建築家による多様な家づくりを詳しく紹介。また、地域の良きものをしっかりと受け継ぎながらも、今の時代に沿った住まいを追求している姿勢がよく表れています。
第3回JIA長野建築賞2024の受賞作品
さらに、本号では建築界のノーベル賞とも言われる「プリツカー賞」受賞者である山本理顕氏が審査員を務めた第3回JIA長野建築賞2024の受賞作品も掲載されています。山本氏のメッセージや審査講評もこの機会に紹介され、建築の質をより高めるためのヒントとなることでしょう。
家族との時間、環境との向き合い
この住宅事例集は、家族との豊かな時間を育む家づくりや、環境に配慮した建築を重視しています。特に「かわるもの、かわらないもの」というテーマのもと、以下の3つの章が設けられています。
1. 思い、かたちを継承する
2. 環境と、その向き合い方
3. 家族と過ごす、豊かな時間
各章において、地域の文化や風土を反映した個性的な家が多く取り上げられています。たとえば、古き良き日本の「和」を重んじた住宅や、家族が集う空間を大切にした現代的な設計など、さまざまな視点での家づくりが展開されています。これにより読者は、ただの住宅としての機能にとどまらず、生活環境そのものを見直すきっかけを得られるのです。
これからの家づくりや暮らしを考える
信州での家づくりやリノベーションを考えている方々にとって、この一冊は貴重な情報源となるでしょう。移住や二拠点生活に興味がある方も、ぜひこの本を手に取って、信州での生活の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。書籍は全国主要書店やオンライン書店で入手可能で、取り寄せも可能です。
信州の建築家たちが提案する、地域に根ざした価値観とデザインに触れ、自らの家づくりや暮らしに新たな視点を加えてみてください。特に28の多彩な家づくりが一つの参考となり、皆様の未来の住まいのイメージを膨らませることでしょう。
長野県に深い愛着を持つ方々、また新たな住まいづくりを夢見る方々にとって、本書は必見です。どうぞご期待ください。
会社情報
- 会社名
-
jimosumu
- 住所
- 電話番号
-