博報堂が2つの新会社を設立
博報堂BIZ GARAGEが主催するセミナーでは、企業のデジタル化に向けた新体制を発表します。最近、様々な業界でデジタル化が進み、企業もその流れに合った変革が求められています。特に、営業、マーケティング、ITといった多様な部門が連携して「生活者データ」を基にした戦略を構築する必要があります。この背景を受け、博報堂はNTTデータおよびアイリッジと提携し、新たに二つの会社、HAKUHODO ITTENIとHAKUHODO BRIDGEを設立しました。
新会社の役割
HAKUHODO ITTENI
この会社はITを直接的な起点とし、企業や事業の変革をサポートします。統合的な経営判断や意思決定を助けるため、ITコンサルティングとシステムの実装を行います。特にAIや最新技術を活用し、クリエイティブなアイディアと事業戦略を融合させる新たなDXコンサルティングサービスを提供します。
HAKUHODO BRIDGE
こちらの会社は、デジタルサービスやアプリを開発し、生活者の視点と企業のビジネス視点を両立させることを目指します。サービスデザイン、大規模プロジェクトの管理、堅実な開発力を活かし、「つくる人」と「つかう人」双方が喜ぶようなデジタルサービス開発を行います。
セミナーの内容
このセミナーでは、新たなビジネスニーズに対応し、博報堂がどのようにITコンサルからアプリ開発に至るまでを構想、実装、運用していくかを具体的に紹介します。セミナーはオンラインで開催され、参加者は無料で登録可能です。各種のプログラムが用意されており、企業が直面する課題解決に役立つ情報を提供します。
参加要項
セミナーは2025年10月23日と11月13日の2日間にわたって開催され、いずれもZoomでのライブ配信となります。事前登録が必要で、応募者多数の場合は抽選となることもあります。参加者は登録されたメールアドレスを通じて詳細情報を受け取り、事前に設定を行うことが求められます。
講師の紹介
このセミナーでは、HAKUHODO ITTENIから根本豊氏、HAKUHODO BRIDGEから小田敏誠氏が登壇する予定です。根本氏は博報堂で長年の経験を持ち、戦略的なマーケティングやブランディングの専門家。小田氏は若手経営者としてデジタル領域のビジネスプロディースに精通しています。
結論
博報堂が2つの新会社を設立した理由は、デジタル化が進む中で企業が抱える課題に対して、より統合的なアプローチを行い、効率的なサービス提供を目指すためです。生活者の価値を中心に据えた新たなビジネスモデルが構築されることで、企業の成長と持続可能な発展に寄与することが期待されます。このセミナーが各企業にとって有益な情報源となることを願っています。