イラク戦、ギリギリの勝利で次のステージへ
クウェートで開催されている第22回男子ハンドボールアジア選手権。日本代表「彗星JAPAN」は、メインラウンド第3戦でイラクと対戦し、勝利を収めました。この試合は日本の男子ハンドボールチームにとって重要な一戦であり、勝利を収めることで準決勝進出と2027年の世界選手権出場権を手にしました。
試合の流れ
試合は現地時間の1月25日12時に開始され、日本代表はまずイラクを相手に先制点を挙げました。杉岡尚樹選手のサイドシュートが決まり、日本がスタートを切ると、その後も杉岡選手と渡部仁選手を中心に得点を重ね、試合を優位に進めます。特に約17分には13-8と5点リードを奪った日本は、イラクの攻撃をアグレッシブなディフェンスでしっかりと抑え込みます。
しかし、日本はその後、退場者が続出し、イラクに点差を詰め寄られる場面もありました。それでも持ち堪え、上手く時間を使いながら19-16のリードで前半を終えました。
後半に入ると、2 分、4 分と退場者が出る中で流れを失いつつありましたが、その後中田航太選手と藤坂尚輝選手の得点が続き、再びリズムを取り戻しました。後半11分過ぎには27-20と7点差をつけ、勝利を確信させる展開となります。
緊迫した終盤
勝利が近づく中、試合が進むにつれて日本は不用意なパスミスやシュートミスによって、イラクに点差を詰められてしまいました。気づけば30-29と1点差。最終局面でのイラクの攻撃を迎えることとなり、引き分けの可能性を頭によぎらせます。しかし、選手たちは懸命にディフェンスに努め、点を許すことなく、見事勝利を手にしました。
この試合でイラクに勝った結果、日本はメインラウンド・グループⅠで2位以内が確定。これにより、準決勝進出が確定し、2027年に開催される年の世界選手権出場権をも獲得しました。Player of the matchに選ばれた杉岡選手は、見事7得点を挙げる活躍を示しました。
今後の展望
次戦は1月27日に準決勝が控えています。対戦相手は、バーレーン、サウジアラビア、カタールのいずれかとなる見込みで、現時点では混戦模様です。どの相手と対戦しても僅差の試合が予想され、選手たちはこれまでの経験を元に戦いに臨みます。日本代表「彗星JAPAN」は、1979年以来のアジア王座奪還を目指し、さらに戦いを続けます。また、全員での声掛け合いを大切にし、困難な状況を乗り越えるための団結を見せていくことでしょう。
この挑戦が、男子ハンドボール日本代表の未来を明るいものにすることを期待しています。