オンワードパーソナルスタイルの成功事例
女性向けオーダースーツブランド「KASHIYAMA」は、株式会社光文社との2年間にわたるマーケティング共創プロジェクトを経て、顧客層の拡大という目標を見事達成しました。このプロジェクトにより、特に30代女性の顧客数が1.2倍に増加したのです。通信販売やデジタル広告の強化が進む中で、なぜこのような成功を収めることができたのでしょうか。ここでは、その取り組みの背景とプロジェクトの詳細に迫ります。
取り組みの背景
「KASHIYAMA」は、オーダーメイド形式のスーツを提供するブランドですが、これまでは顧客の大半が男性でした。したがって、女性市場の開拓が急務とされていました。オーダースーツという商品の特性から、「高価そう」や「手間がかかりそう」といった消費者の心理的な障壁が存在していました。
このため、光文社との共創プロジェクトが開始され、女性のインサイトを掘り下げることで、顧客の心をつかむ施策を打ち出しました。
取り組みの流れとプロジェクトのポイント
プロジェクトは、次のようなステップで進められました。
1.
調査の実施: 『CLASSY.』『VERY』『STORY』の読者・会員1,643名を対象に、定性と定量を組み合わせたインサイト調査を行い、生活者のリアルな声を反映させました。
2.
コンセプトの設計: 調査結果を元に、「#オーダー for Me」というプロジェクト名を策定。スーツの購入を超えて、「自分らしい体験」を提供することを目指しました。
3.
世代特化のタイアップ: 各世代のニーズに応じた企画を立て、例えば『VERY』世代向けには「セレモニースーツ」を、『CLASSY』世代には「推シゴトジャケット」を展開しました。これにより、予約が殺到し、商品の売上が飛躍的に伸びました。
4.
UGCの創出: 読者モデルやライターによるオーダー体験を発信し、リアルな口コミを生み出しました。これが店舗スタッフの接客自信度を高める要因ともなりました。
成果と手応え
このプロジェクトを通じて、30代女性顧客数は「1.2倍」に増加し、ウィメンズ市場全体の底上げにも成功しました。また、店舗での接客品質向上にも寄与し、ブランドの想起にもつながっています。マーケティングDiv.長の徳丸雄一郎様も、「光文社との掛け算が成果につながった」とコメントしていますが、その背景には女性ライフスタイルに特化したメディアの力がありました。
今後の展望
光文社ドクチョー総研は、今後も企業のマーケティング活動において、読者との直接の対話を基にした分析を提供します。そして、「KASHIYAMA」の成功事例が今後のマーケティング業界に与える影響は大きいといえるでしょう。
まとめ
オーダースーツ市場における女性顧客の拡大を目指すプロジェクトは、「参考になる」という声を集めています。光文社との共創により、KASHIYAMAは新たなステージを迎えています。詳細なプロセスや具体的なクリエイティブ施策については、光文社ドクチョー総研の公式サイトで公開されていますので、ぜひご覧ください。