子育て支援を強化する母子手帳アプリ『母子モ』福岡県筑紫野市で提供開始！

母子手帳アプリ『母子モ』が筑紫野市で提供開始

福岡県筑紫野市では、地域の子育て支援をより充実させるために、母子手帳アプリ『母子モ』の提供が始まりました。法令に基づいた子育て世帯へのさまざまな支援策と連携し、このアプリは妊産婦や子育て家庭にとって欠かせない存在となることが期待されています。

子育て支援の充実した環境

筑紫野市では、助産師による産後の生活に関する講話や育児体験を提供する「プレママ・プレパパ教室」や、体調不良の妊産婦を支援する「赤ちゃんホームヘルパー派遣事業」、さらには病気の子どもを一時的に預かる「筑紫野市病児保育事業」など、様々なサポートが整っています。これらの取り組みからも、市の子育て支援への熱意が伺えます。

『母子モ』の導入

新たに導入されたアプリ『母子モ』は、子育て世帯にとって便利で使いやすい機能を提供します。このアプリを通じて、妊産婦や子どもに関する健康データの管理、予防接種のスケジュールの確認、出産・育児に関するアドバイスなどが可能になります。また、遠方の祖父母や家族と情報を共有することもでき、育児をサポートする側面で非常に頼りになるツールです。

市は『母子モ』導入に際し、保護者が手続きや予約を簡単に行えるよう、アプリと連携した「伴走型相談支援サービス」も提供しています。これにより、妊娠届の提出や母子手帳の交付時にスムーズに予約が取れるようになりますので、従来の窓口での待ち時間が短縮されます。

アプリの機能

『母子モ』には多数の便利な機能が備わっています。具体的には、妊娠中の体調や体重をグラフ化して管理したり、子どもが成長する過程の記録を付けたりすることが可能です。また、標準接種日の自動表示や、受け忘れ防止アラートなど、育児をサポートするための機能が充実しています。これにより、特に多忙な母親や父親の育児環境が向上します。

さらに、家族で子どもの健康データを共有でき、SNSにも投稿できる機能も提供されているため、感動の瞬間を家族みんなで共有することが簡単にできます。

筑紫野市の将来展望

筑紫野市の平井一三市長は、令和6年4月にはこども部を設置する計画を立てており、一層の子育て支援や環境整備に力を入れる方針を示しています。市民に対し、子供を育てやすい環境を整え、安心して子育てができる街づくりを目指しています。

市では今後も、『母子モ』を通じて市民の皆さんに切れ目ない支援を提供し続けていく考えです。また、子育て関連事業のデジタル化を進める『子育てDX』の取り組みを通じて、より便利で安心な子育て社会を築くために尽力します。

まとめ

福岡県筑紫野市が提供する母子手帳アプリ『母子モ』は、妊娠から育児に至るまでのあらゆるニーズに対応したサポートを提供し、地域の子育て支援に対する取り組みを強化するものです。多忙な保護者たちにとって、生活を支える強力なパートナーとなることでしょう。今後も、このような取り組みを通じて、家族に優しい社会の実現が期待されます。