SAKURA FUNABASHI、初の海外遠征でアジアに挑み9位入賞の快挙!

SAKURA FUNABASHIの挑戦と成果の記録

千葉県船橋市に本拠地を持つ3x3男子バスケットボールチーム「SAKURA FUNABASHI」が、初めての海外遠征でアジアの強豪チーム相手に奮闘し、見事に9位入賞を果たしました。この偉業は、2024年11月1日から3日の間に中国雲南省昆明市で行われた「2024 Yunnan 3X3 Circuit-Grand Final」という国際大会で達成されました。

突然の決定と準備の苦労

SAKURA FUNABASHIの今回の遠征は突然の決定でした。このため、選手たちは短い時間での準備が求められ、特に中国への渡航に必要なビザの取得には多大な苦労が伴いました。メンバーの大部分がパスポートを持っていなかったこともあり、他のチームから助っ人を借りることになりました。ビザの申請は、選手たちにとって試練の連続でした。特に阿部翔太選手は、仙台から仙台まで車で数時間かけてビザを申請するためのセンターへ向かうなど、努力が目立ちました。

初日の激戦と快挙

大会初日、SAKURA FUNABASHIはマレーシアのKUALA LUMPURチームと対戦し、見事な勝利を収めました。このチームは実質的にナショナルチームに近い強豪でしたが、SAKURA FUNABASHIはスピードを活かし、17-14と接戦の末勝利を収めました。その後、韓国のGWANGJU DINOMANとの対戦では19-21と僅差で敗れはしたものの、選手たちはアジアのトップレベルの実力を持つチームと互角に渡り合うことができ、自信を深めました。

2日目の快進撃

2日目はタイのARES BKKとの対戦です。このチームはワールドツアーに出場する実績を持ち、国際舞台で経験豊富な選手が揃っています。SAKURA FUNABASHIは果敢に攻撃し、19-13で見事に勝利を収めました。これにより、予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントへの道を切り開きました。

決勝トーナメント進出

決勝トーナメント初戦では香港のWELLMAN康仁チームと対戦。最終結果として、SAKURA FUNABASHIは17-21で惜敗しましたが、その戦いぶりは見る人々の注目を集め、アジアの強豪に食らいつく姿勢を示しました。

大会の意義と未来への展望

大会は、アジア各国のトップ選手が集結した重要な国際交流の場でもありました。SAKURA FUNABASHIはこの貴重な経験を通じて、日本の3x3バスケットボール界の可能性を示し、さらなる向上を目指します。選手たちは、これからも国際大会に挑む意欲を新たにし、支えてくれるファンに向けて感謝の気持ちを深めています。

選手たちは、今後も努力を続け、地域の支援を受けながらさらなる活躍を目指していくことを誓いました。彼らの挑戦は、ファンや地域の皆様に多くの感動をもたらし、未来のシーズンへとつながっていくことでしょう。