大河実業、アジア最大級の食品展示会に出展
2025年5月19日から21日まで、中国上海で開催されたアジア最大級の食品・飲料展示会「SIAL CHINA 2025」に、大河実業株式会社が出展しました。これは、世界中の食品業界が集うイベントであり、日本の食品メーカーにとっても重要なプラットフォームです。 大河実業は、特に「龍角散」ののど飴シリーズなど、日本が誇る商品の魅力を直接中国の消費者に伝える機会として位置づけています。
展示会の概要
この展示会には、110の国と地域から5,000社以上が集まり、350,000点以上の製品が展示され、約10,000件の商談が行われました。その中で、大河実業のブースにも約2,000名もの来場者が訪れました。ブースの面積は90㎡で、非常に活気溢れる環境であったことが伺えます。この成功は、当社が日本の優れたブランドをアピールする絶好のチャンスとなりました。
大河懇親会の開催
展示会に合わせて、大河実業は「ヒマラヤホテル上海」にて特別交流イベントを催しました。この懇親会は、主に日本のパートナー企業や関係者を対象としたもので、中国国内の流通業界の関係者と意見交換する場となりました。参加者たちは、和やかな雰囲気の中でビジネスの話に花を咲かせ、さらなるネットワーク拡大を図ることができました。
展示製品のラインナップ
大河実業が出品した製品の中でも特に注目されたのが「龍角散」の新製品、『龍角散ののどすっきりタブレット』です。この製品は中国の消費者から高く評価され、販売数の拡大が期待されています。また、展示会では「白い恋人」「東京ばな奈」「一蘭ラーメン」といった日本の人気商品も紹介され、来場者からの関心を集めました。さらに、株式会社ロッテからも日本の人気アイスクリームが出品され、展示会は大変な盛況を呈しました。
大河実業の企業理念とビジョン
大河実業株式会社は1968年の設立以来、日本と中国を中心としたビジネスで確固たる地位を築いてきました。食品、日用品、健康関連商品を取り扱う総合商社として、高い信頼性を誇ります。これまで「カルビー」や「龍角散」といった日本の有名ブランドの代理販売で成功を収めてきた実績をもとに、中国市場へのさらなる進出を目指しています。
特に、健康を重視する中国の消費者ニーズに応える製品の開発を強化すると共に、日本産アイスクリームの取り扱いを増やしていく計画です。特にECや高級スーパー、専門店を活用した販路開拓が期待されており、日本の食品ブランドの中国市場での浸透促進を具体的に進める方針です。
まとめ
大河実業の「SIAL CHINA 2025」への出展は、日本の食品ブランドの魅力を再確認させる貴重な機会となりました。展示会を通じて、日本の優れた商品をもっと多くの中国消費者に届ける架け橋としてさらなる発展が期待されます。これからも、日本の質の高い商品を世界に広めるための努力を続けていくことでしょう。