メールセキュリティの新常識！信頼性を高めるDMARCとロゴ表示の重要性

メールセキュリティの新常識

近年、フィッシングメールによる被害が増加しています。それに対抗するために、多くの企業が導入しているDMARC（Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance）ですが、設定だけでは十分ではありません。特に「p=none」となるデフォルト設定では、なりすましメールの問題が根本的に解決されないことがあります。今回のウェビナーでは、DMARCの運用フェーズへ進める方法や、特に注目すべきロゴ表示による信頼性の向上について解説します。

1. DMARCのステータスについて

多くの企業がDMARCを導入しているものの、「p=none」状態のままにしているケースが多いです。この場合、送信ドメインが正しく設定されていないと、メールが受信者に届かなくなったり、正規のメールが迷惑メール扱いされる可能性があります。その結果、企業のメッセージが無視され、フィッシングメールが開封されてしまう事例も見受けられます。

2. なぜ「p=none」ではダメなのか？

DMARCが「p=none」設定のままだと、フィッシングメールへの対策として不十分です。この設定ではメール認証が行われず、業務上重要な正規メールがフィルタリングされる危険があります。企業はその結果、受信者からの信頼を損ない、売上にも悪影響を及ぼすことがあります。

3. BIMI/VMCを活用したロゴ表示

「Brand Indicators for Message Identification（BIMI）」と「Verified Mark Certificate（VMC）」の導入が急務です。これらを導入することで、受信者にブランドのロゴが表示され、信頼性が向上します。ウェビナーではこのロゴ表示による具体的な効果や、導入手順について詳しく解説します。

4. DMARC運用の壁を乗り越える

多くの企業がDMARCの運用に取り組んでいるものの、「報告内容が難解」「送信ドメインの整理ができていない」「なかなか設定を進められない」といった課題に直面しています。これらの壁をいかに乗り越え、DMARCの運用を最適化するかが重要です。特に、ロゴ表示を目指すのであれば、「p=quarantine」または「p=reject」への移行が不可欠です。

5. ウェビナーの内容と参加方法

本ウェビナーでは、実践的にDMARCの運用を進める方法や、BIMI/VMCによるロゴ表示での信頼性向上について解説します。また、GMOグローバルサイン株式会社が提供する「VMC」や、Hornetsecurity株式会社の「DMARC Manager」を利用した効率的な運用方法もお伝えします。特にフィッシングメール対策のセキュリティ向上と、メールマーケティングの成果を最大化するための知識が得られます。