最近、株式会社traevoが提供する動態管理プラットフォーム「traevo Platform」と共同輸送サービス「traevo noWa」が、経済産業省のウラノス・エコシステム先導プロジェクトに選定されました。このプロジェクトは、複数の異なる車載機器から得られる動態データを一元化し、物流の効率化を目指すものです。
「traevo Platform」は、通信型デジタルタコグラフやドライブレコーダーなどのデータを集約し、荷主、運送業者、着荷主といった関係者間で情報を共有できるプラットフォームです。これにより、個社サプライチェーンの最適化が図られ、物流業界全体の効率化に貢献します。さらに、特に注目すべき点は、デジタコやGPSから得られる滞留時間情報の活用です。これにより、荷待ちや荷役作業の時間を短縮し、特に2024年問題やカーボンニュートラルの実現に向けた効率的な輸送が期待できます。
次に、「traevo noWa」は共同輸送データベースで、多くの企業が運輸空間を共同活用できる仕組みを提供します。複数の企業が協力し合うことで、帰り便の確保や発着地、荷種に応じたマッチング機能が実現し、社会的な課題解決を支援します。このプラットフォームは、利用者が各自の持つ輸送データをもとに共同輸送相手を探すことができるサービスです。
特に注目されるのは、2026年1月末までのトライアル期間中、全ユーザーに無償でサービスを提供することです。これにより、利用者は気軽に共同輸送相手を探し、その成果を体感できるチャンスになります。また、企業情報は互いに承認されるまでは非公開となるため、プライバシーや安全性も確保されています。
これに関し、代表取締役社長の鈴木久夫氏は、「traevoサービスは物流業界のニーズに応え、より効率的で持続可能なビジネスモデルを提供するために進化し続けている」と述べています。彼はさらに、「特に個別サプライチェーンの効率化には「traevo Platform」を。企業間の物流効率化には「traevo noWa」を活用し、官民共創を進めていくことが、このプロジェクトの目的である」と強調しました。
ウラノス・エコシステムは、データ連携の新たな可能性を模索する非常に重要なプロジェクトです。経済産業省は、さまざまな業界の企業が国境を越えて協力し合い、デジタル技術を駆使することで、社会課題を解決し、新たな経済成長を促すことを目指しています。TDBCもこの取り組みをサポートし、業界を横断したデータの可視化と共通のプラットフォームを築くことに尽力しています。
本プロジェクトが成功裏に進行すれば、物流業界はもちろん、各産業全体のイノベーションが加速するでしょう。これからの運輸業界の未来に、大いに期待が寄せられています。さらなる詳細は、公式サイトを参照してください。
traevo公式サイト
このように、物流業界に新たな風を吹き込む「traevo」の取り組みは、今後も目が離せない存在となるでしょう。時代が求める効率化や持続可能性に対応する為の技術が、どのように進化していくのかに期待が高まります。