ケイト・モートン最新作『時計職人の娘』が8月31日発売
ベストセラー作家 ケイト・モートンの新しい作品『時計職人の娘』が遂に登場します。これまでに『忘れられた花園』や『秘密』といった作品が翻訳ミステリー大賞を受賞し、多くの読者に支持されている彼女の魅力がまた一つ、新たな物語で披露されます。新作は8月31日、東京創元社より上下巻の単行本として発売されます。
壮大な時空を超えた物語
この作品は、モートン特有の壮大な物語が特徴で、1860年代まで遡るタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。物語の舞台は、イギリスの伝統的な屋敷「バーチウッド領主館」。ここで繰り広げられる女性の死と、別の女性の失踪という二つの謎を巡って、物語は進展していきます。
モートンが描く物語は、読者を物語の中に引きずり込むだけの力を秘めています。ページをめくる手が止まらず、まさに「巻措く能わざる」と表現される通り、一度読み始めたら最後までその物語に引き込まれてしまいます。特に館ミステリの要素も含まれているため、海外ミステリファンの方にもその魅力が伝わるはずです。
主人公エロディの旅
物語は、エロディという女性が主人公です。ある日、彼女が勤務先のクロークルームで見つけた古い肩掛け鞄の中に入っていたスケッチブック。そこに描かれていたのは、幼い頃に母から聞かされた物語に見せた一軒家。しかし、母は事故で亡くなってしまっているため、その記憶はおぼろげです。このスケッチの謎を解くために、エロディは過去へと足を踏み入れます。
エロディの旅を通じて浮き彫りになるのは、一人の画家とその婚約者の非業の死、そしてそのモデルの行方です。降りかかる様々な要素が絡み合い、エロディはその中で成長し、真実を追求していく姿が印象的です。
書誌情報
『時計職人の娘』は上下巻ともに販売され、上巻は350ページ、下巻は334ページ。各巻には、河合真維が手がけた装画と、柳川貴代による装幀が施されています。書誌情報は以下の通りです:
- 判型:四六判並製
- 発売日:2026年8月31日
- ISBN:978-4-488-01160-4
- 判型:四六判並製
- 発売日:2026年8月31日
- ISBN:978-4-488-01161-1
ケイト・モートンのプロフィール
ケイト・モートンは南オーストラリア州に生まれ、19世紀の悲劇と現代のゴシック小説に精通した作家です。彼女の作品は、いずれも世界的に評価され、各国でランキング1位を獲得しています。また、翻訳を担当する務台夏子は多くの著書を手掛けており、その技術と表現力が魅力です。
そんな新しい歴史とミステリーの融合が描かれた『時計職人の娘』は、まさに読書愛好者にとって見逃せない一冊です。8月31日、あなたの本棚に新たな時代を告げるこの本を迎え入れてみてはいかがでしょうか。