浜通りのアートと地域振興を考える2日間
2026年9月13日と14日、福島県浜通りで「2026年アートによる地域振興助成成果報告会・助成団体研修会」が開催されます。このイベントは、地域振興活動においてアートの意義と可能性を探る重要な機会です。主催は公益財団法人福武財団で、NPO法人インビジブルが企画協力を行います。
概要と意義
NPO法人インビジブルは、「見えないものを可視化する」を理念に掲げ、アートやクリエイティビティを通じて地域の活性化や教育などの社会課題に取り組んできました。今回の会では、浜通りの現状への理解を深めることを目的に、助成先団体が成果を報告し、参加者同士が知識を共有することが期待されています。
「災間」とアートの役割
東日本大震災から15年以上が経ち、この地域は多くの試練を乗り越えてきました。しかし、原発事故の影響は依然として深く根付いています。私たちは「災間」と呼ばれるこの複雑な状況にどのように向き合うべきか、アートがどのような役割を果たすことができるのかを深く考える必要があります。アートは、答えのない問いに対しての営みであり、地域の再生や文化の醸成に寄与する可能性を持っています。
プログラムの詳細
9月13日(初日)
- - 助成先による成果報告:2025年度の助成先がその活動成果を発表します。
- - パネルディスカッション:「完結しない復興におけるアートの作法」では、現代美術家の宮島達男さんやアーティストの卯城竜太さんが登壇し、モデレーターはインビジブルの理事長である山本曉甫さんが務めます。アートがいかにして再生のプロセスを支えるのかについて、多様な視点が共有されます。
- - 懇親会:とみおかワイナリーで参加者同士の交流を深めます。
9月14日(2日目)
- - エクスカーション:参加者は「時の海-東北」美術館建設予定地を訪問したり、選択制で福島第一原発の視察や震災以降の地域の歩みを辿る回遊を行います。これにより、参加者は現地のリアルな状況を自らの目で確認し、より深い理解を得ることができます。
登壇者の紹介
宮島達男(現代美術家)
国際的に著名なアーティストで、数多くの展覧会に参加してきました。その活動を通じて、アートの力で人々の意識を変える取り組みを行っています。
卯城竜太(アーティスト)
アーティストコレクティブChim↑Pomのメンバーとして、社会問題に鋭い視点から取り組んでいます。
秋元菜々美(地域コーディネーター)
地域の芸術活動を推進し、教育や観光分野での取り組みを行っています。
参加方法
このイベントは一般参加が可能で、定員は50名です。参加費は宿泊不要の場合3000円で、懇親会は別途3000円が必要です。申し込みは公式ウェブサイトから行えます。
この機会を通じて、多くの人々がアートが持つ地域再生の力を感じ、浜通りの未来に繋がる議論が生まれることを期待しています。是非、ご参加ください。
開催概要
- - 名称:2026年アートによる地域振興助成成果報告会・助成団体研修会
- - 会場:CREVAおおくま(福島県大熊町)他
- - 定員:50名
- - 申込締切:2026年8月14日
詳しくはNPO法人インビジブルのウェブサイトを訪れてください。