学生が生み出した献血啓発グッズ
兵庫県神戸市に位置する神戸電子専門学校は、インダストリアルデザイン学科と兵庫県赤十字血液センターとの産学連携プロジェクトの一環として、学生が考案した献血啓発グッズを社会に実装することが決まりました。これは、献血記念品として2026年夏から順次採用されるもので、若い世代が献血を意識するきっかけ造りを目指しています。プロジェクトは2025年秋から始まり、学生たちが献血に関連する現状や課題に対して、どのようにアプローチできるかを考えて製品化を進めてきました。
採用された3つの作品
今回採用された作品は、以下の3つです:
1.
献血カード風NFCタグ付きキーホルダー
2.
お守り風NFCタグ付きキーホルダー
3.
けんけつちゃんアンブレラマーカー
1. 献血カード風NFCタグ付きキーホルダー
このキーホルダーは、献血カードを模したデザインで、スマートフォンを近づけると献血アプリ「ラブラッド」が起動します。学生のアイデアをもとに、献血カードの形は残しながらも、日常生活でキーホルダーとして利用することで、献血を思い出すきっかけを提供します。これは2026年8月10日から16日まで、献血に協力した方へ記念品として配布されます。
2. お守り風NFCタグ付きキーホルダー
次に、お守りを模したキーホルダーでは、「献血感謝」や「命結感謝」などの4つのメッセージが用意されています。これは、若い世代に献血への感謝を伝えつつ、NFCタグを活用して献血アプリへアクセスできるようになっています。使いやすさを重視してデザインされたこのアイテムは、2026年9月から高校生向けの記念品として配布される予定です。
3. けんけつちゃんアンブレラマーカー
最後に登場するのは、献血キャラクター「けんけつちゃん」を使ったアンブレラマーカーです。雨の日でも献血が必要であることに気づき、学生たちは外出を楽しくするためのアイデアを形にしました。傘に取り付けて使えるシリコンリングがついており、様々なデザインの地域特化型キャンペーンとして2026年9月から利用されます。
プロジェクトの意義
このプロジェクトは、単なるデザインにとどまらず、実際に献血の現場で活用されることを目指します。兵庫県赤十字血液センターとの連携を通じて、学生たちは新しい視点で献血の重要性を考え、それを形にする技術を学んでいます。社会を意識した教育は、学生たちに多くの実践的な経験を与え、将来のクリエイティブなエンジニアへと成長させる機会を提供しています。
神戸電子専門学校は、1958年の設立以来65年以上にわたり、デジタル職業人を育成し続けてきた教育機関です。今後も、こうした社会のニーズに応えたプロジェクトを通じて、学生たちの成長をサポートしていくことでしょう。