近年、日本では労働人口の減少が深刻な課題となっています。この状況下において、企業における人的資本の重要性が高まってきています。特に、心身ともに健康で活躍できる環境の整備は、事業の持続的成長にとって不可欠な要素です。大和総研は、従業員の健康づくりを支援するウェルビーイングプラットフォーム「ハービット」の提供を2025年10月24日から開始することを発表しました。
この「ハービット」は、ダイエット、フィットネス、メンタルケア、介護、さらにはフェムテック関連の優れたアプリやサービスを一元的に利用できるプラットフォームです。法人契約を通じて、契約を結んだ法人の従業員がこのサービスを活用できる仕組みとなっています。今後、育児支援や家事代行、オンライン診療などの新しいサービスも追加される予定で、多様なニーズに応える形で機能が拡充されていくとしています。
また、「ハービット」には「ウェルビーイングスコア」という機能が搭載されており、健康アプリの利用データや健康診断の結果をもとに、ユニークな健康スコアを算出します。このスコアは、利用者自身が健康状態や生活習慣の改善状況をリアルタイムで把握できるようサポート。また、毎日の運動や食事、睡眠、メンタルケアといった健康を促進する行動がどれほど実行されているかを週ごとに評価し、具体的な数値で健康習慣の定着を促します。
これにより、利用者は自身の健康管理をより主体的に行える環境が整備され、企業側でも統計データとして組織の施策立案に役立てられるというメリットがあります。特に、育児や介護など、ライフイベントに伴う健康課題への対応は、女性や多様な人材が仕事に集中するためには欠かせない要素です。
株式会社大和総研は、この「ハービット」を通じて、従業員の健康づくりを継続的にサポートし、企業の人的資本経営の推進に寄与していく意向を示しています。健康に働ける環境が企業の競争力を高め、持続可能な成長を実現するための鍵となるでしょう。公式Webページでは、サービスの詳細や今後の展開についても情報が公開されているので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイト:
ハービット公式Webページ