東京科学大学が新たに「TAO」を採用
国立大学法人東京科学大学(Science Tokyo)は、この度、株式会社TAOが提供する国際対応オンライン入試システム「TAO(The Admissions Office)」を新たに採用しました。この取り組みは、2026年5月に始まる学士課程の編入学試験や国費外国人留学生を対象とした選抜試験において実施される予定です。その後、大学院課程における国際大学院プログラム(IGP)でも利用を拡大する計画があるとのことです。
TAOの導入背景
東京科学大学は、国際卓越研究大学に認定される予定で、世界レベルの研究力を強化するため、優れた人材を惹きつける必要があります。そのために、国籍や地域に関係なく、海外からも志願しやすい入試環境を整備することが求められています。従来の入試手続きは、日本語や紙媒体中心であったため、海外からの志願者に対しては不便を感じさせることが少なくありませんでした。
「TAO」は多言語対応のオンライン方式で、志願者が同一のプラットフォームを利用して円滑に出願できる仕組みを提供します。これにより、東京科学大学は国際的な研究・教育拠点としての地位を強化し、さらに優秀な学生を迎え入れるための基盤を整えています。
TAO(The Admissions Office)とは?
TAOは、205の国と地域に対応する多言語オンライン入試システムで、志願者は国内外を問わず同一のオンライン環境からの出願が可能です。直感的なUI/UX設計により、出願から選考、合格発表、入学手続きまでをワンストップで管理できるため、デジタルネイティブ世代の志願者にも利便性の高いサービスが提供されます。
主な特長
- - 柔軟な募集要項設定: 特許取得のカスタムフォーム作成機能により、入試要項を自由に設計可能。
- - コスト削減: 開発・改修コストを大幅に削減。
- - 完全オンライン出願: 国内外の志願者に対応した柔軟な出願方法。
- - 多言語対応: 留学生の出願を簡素化し、業務の効率化を実現。
過去の導入例と今後の展望
TAOはすでに多くの国内大学において導入されています。その中には、東京大学や早稲田大学、慶應義塾大学などの名門校も名を連ねています。今後も入試プロセスのさらなるオンライン化が進む中で、TAOの機能拡張が期待されています。2026年夏には、書類の評価や選考機能が追加される予定で、これにより国内外の優秀な学生が日本の大学にスムーズに流入できるエコシステムの形成が進むと考えられています。
入試担当者に向けたセミナーの開催
また、2026年6月10日には「一気通貫 入試DXセミナー」が開催され、入試業務全般における課題解決策が紹介される予定です。特に紙媒体の手続きのデジタル化を進めたい大学関係者には必見のセミナーです。参加は無料で、オンラインでの実施となります。
このように、東京科学大学のTAO導入とそれによる入試改革は、国際的な教育環境の整備に寄与するものとして非常に注目されています。入試のデジタル化と国際化が加速する中で、学生にとってより良い選択肢が増えることを期待しています。