視覚障害者ユーザーを支援する新たな取り組み
株式会社ミツエーリンクスは、視覚障害者がより快適にWebコンテンツを利用できるように、新サービスを立ち上げました。「スクリーンリーダー検証」と「スクリーンリーダー トレーニング」によって、全盲や弱視の方々に向けてWebサイトのアクセシビリティを向上させることを目指しています。
スクリーンリーダーの重要性
視覚障害者は、Webにアクセスする際に、スクリーンリーダーという音声読み上げソフトウェアを使用するのが一般的です。これは、Webブラウザと連携し、表示されたコンテンツを耳で理解できるようにするものですが、スクリーンリーダーの性能やWebコンテンツとの組み合わせ次第では、誤った情報が読み上げられることがあります。こうした状況は、視覚障害者にとってWebの利用を非常に難しくさせてしまいます。そのため、使用する側の意見や実際の体験に基づいた改善が求められているのです。
新サービスの概要
1. スクリーンリーダー検証
「スクリーンリーダー検証」では、視覚障害者が日常的に利用しているスクリーンリーダーを用いて、Webコンテンツの音声読み上げにおける問題を確認します。このサービスでは、以下の内容が提供されます。
- - 問題確認&解決策提案: スクリーンリーダー利用者がどのようにコンテンツを読み上げているかを検証し、問題があった場合には解決策を提案します。
- - レポート提供: 読み上げた内容の録音や録画データを基に、アクセシビリティやユーザビリティの問題点をレポートとしてまとめます。
- - 比較データ提供: 複数のスクリーンリーダーの読み上げを比較することで、特定のソフトに依存しない情報を提供することも可能です。
詳細は
こちらから確認できます。
2. スクリーンリーダー トレーニング
このサービスは、Webサイト制作担当者向けに設計されており、スクリーンリーダーの基本情報から実際の使用に関する問題点を学ぶ機会を提供します。具体的な内容は以下の通りです。
- - スクリーンリーダーの学習: 基礎知識とともに、代表的な問題をどう修正するかをハンズオン形式で学びます。
- - 少人数制のセミナー: 少人数で進めるため、わからない場所があれば直接質問できます。
- - 実践的な経験提供: 実際にスクリーンリーダーを使いながら、音声読み上げの動作を体験し、理解を深めることができます。
詳細は
こちらから確認できます。
会社概要
株式会社ミツエーリンクスは、コミュニケーション・デザインを専門とし、1990年からデジタルコンテンツ領域で数多くのサービスを提供してきました。高品質なサービスを通じて、顧客企業のビジネス発展をサポートしています。また、ISO9001やISO27001などの国際規格を取得しており、品質管理や情報セキュリティの面でも高い基準を維持しています。2024年には、株式会社電通総研のグループ企業となり、更なる発展を目指しています。
詳細については、
公式サイトをご覧ください。