120分で学生たちの視点が変化！東京でのワークショップ成果報告

2025年12月26日、株式会社イマジナが東京・麹町にて開催した「EQ（人間力）向上×自己理解ワークショップ」が、参加者に与えた影響が大きな話題となっています。このワークショップには、早稲田大学などから集まった大学生や大学院生が参加。彼らの多くは、経営者や管理職である親から強い薦めでこのイベントに参加したことが特徴的です。

親の危機感が背景に

最近では、親が子供の就職活動に過度に介入することが一般的になっていますが、今回の参加者の親たちの心情はそれとは異なりました。彼らは、「高い偏差値を持っていても、正解のない問いに直面したときに動けない」「失敗を恐れて新たな挑戦をしない」といった子供たちの現状に強い危機感を抱いていました。これが、彼らがこのワークショップを受講する大きな理由となったのです。

ワークショップの内容とその効果

このワークショップは、従来の就活テクニックを排除し、脳科学や行動経済学を基にしたマインドをハックする内容でした。「感謝は道徳ではなく生存戦略である」といった考え方や、Netflixの実例、ハーバード大学の研究を引用しつつ、感謝や挨拶の重要性を伝えました。特に「信頼と情報を得るための投資」としての側面が強調され、参加者たちの心に深く響いたようです。

さらに、「GRIT（やり抜く力）」についての数式を用いて、毎日の小さな努力が大きな成果を生むことを視覚的に示しました。1日1%の成長が365日続くことで37.8倍になる一方、手抜きが続くことで0.03まで減少してしまうことを示したときには、参加者たちの目が輝き始めました。徐々に彼らは前向きな姿勢を取り戻していきました。

目覚めた若きプロフェッショナルたち

ワークショップの終了時には、最初の状態とは打って変わって全員がメモを取る音や質問をする声が響き渡りました。ある学生は、以前なら話せないような将来の野望を語り、また別の学生は「早くこの講座を受けた理由を親が伝えた意図が分かった」と発言しました。彼らの態度が、まるで数々の困難を経験した起業家のように力強く変化していることに驚かされました。