TOTOの新しいウォシュレットSSが持つ快適さと環境への配慮

TOTOが新たに投入するウォシュレットSS

8月1日から、TOTO株式会社が新しいウォシュレット「SS」を発売します。この商品は、ユーザーの便座に対するニーズを反映し、清掃性と快適性を兼ね備えた設計にこだわっています。また、環境への配慮も大幅に強化されています。

デザインの進化

ウォシュレットSSは、従来の「S」や「SB」のデザインを一新。フタのヒンジがスッキリし、角も丸くなったことで、よりシンプルでお手入れがしやすくなりました。ロゴも凹凸が無く、掃除の手間を大幅に軽減しています。これにより、見た目だけでなく、機能性も向上しました。

快適性の向上と省エネ性能

新型ウォシュレットの最大の特徴は、おしり洗浄の際に使用するお湯を瞬間的に沸かす「瞬間式」を採用したことです。この技術により、湯切れの心配が無くなり、快適な使用感を実現します。さらに、待機電力が減少することで、消費電力も抑えられ、環境にも優しい設計となっています。また、便座と便ふたを包み込むダブル保温便座により、熱の放出を抑え暖かさを保つことも可能です。

環境への取り組み

TOTOは2050年までにカーボンニュートラルを実現するために、CO2排出量削減に力を入れています。ウォシュレットSSの導入は、その第一歩であり、全ての住宅向けウォシュレットを今後瞬間式に切り替える計画です。これにより、2026年度には約26万トンのCO2削減に寄与する目標が設定されています。この取り組みは、「WILL2030 社会的価値・環境価値指標」とも連携して進められています。