クロエの新作フレグランス「アトリエ デ フルール シダー」
限定ボトルで登場した「クロエ アトリエ デ フルール シダー オードパルファム」は、ウッディフレグランスの新しい魅力を発見する機会です。この香水は、パリのデザインハウス、クロエが手掛けたもので、高貴なシダーを材料に、調香師クエンティン・ビスクが独自の焦点を当てています。
シダーの新たな側面を体現
シダー、ベチバー、サンダルウッドの三つの要素が調和した香りは、木の温もりだけでなく、しなやかさまで持ち合わせています。一般に「ドライ」とされるシダーが、ここでは柔らかく変化し、香水独特のフローラルノートとの絶妙なバランスを生み出しています。これによって、香りはシルクのような質感を持ち、優雅さを際立たせます。
さらに、香りに透明感を与えるベチバーや、ピンクペッパーのスパイシーさが加わることで、香り全体に明るさが生まれます。続いて、ベンゾインとアンブロキサンがクリーミーでムスキーな余韻を残し、香水全体に深みを与えます。このように、全ての要素が見事に融合し、シダーウッドの新たな魅力を引き出した唯一無二のフレグランスとなっています。
限定デザインボトル
この香水の限定ボトルは、フランス人アーティストでファッションイラストレーターのアンヌ=ソフィー・バレによるデザインです。彼女はシダーのしなやかな質感とそれに伴う深みからインスパイアを受け、クロエのクリエイティブな世界観を表現しています。
ラベルや外箱には彼女の繊細なタッチによるイラストが描かれ、光と影のコントラストを通じて香りの意外性を可視化します。軽やかな線で描かれたエレガントなシダーの枝と力強い筆致が対比をなすことで、「シダーの芯」のイメージを呼び起こす構成が実現しています。ガラスのボトルはフレグランスの繊細さを映し出し、そのキャップはギャビー・アギョンが好んだ「砂」の色や質感が表現されています。
クロエの精神
「アトリエ デ フルール」コレクションは、自由で先進的なスピリットを持ったクロエの哲学を体現した作品です。1952年にギャビー・アギョンによって設立されたこのブランドは、パリの芸術的で知的なムーブメントに影響を受けています。クロエのスタイルがしなやかなシルエットで女性の美を引き出すのと同様に、「アトリエ デ フルール」の香りもまた、自然の純粋な美しさを称賛しています。ブランディングのシンボルであるプリーツデザインがフレグランス内にも映し出され、フローラルな光の輝きを表現しています。
「クロエ アトリエ デ フルール シダー オードパルファム」は、2025年11月5日(水)から発売されます。50mlの容量で価格は18,700円(税込)。自分へのご褒美や特別なプレゼントとして、ぜひ手に取ってみてください。