ロンシャンがエコへの取り組みを強化した新ラインを発表

時代を超えるロンシャンの新たな挑戦

フランスの老舗メゾン、ロンシャンが新たなライン「Cabas Longchamp Re-Play（カバロンシャンリプレイ）」を2024年8月6日（火）に発売します。このラインは、持続可能性に配慮し、ブランドのアイコニックな「ルプリアージュ®」コレクションで余った素材を最大限に活用することを目的にしています。これにより、ファッションの楽しさと環境に優しい取り組みが融合した新しいスタイルのバッグが登場します。

リプレイとは？

「カバロンシャンリプレイ」は、ロンシャンの人気コレクション「ルプリアージュ®」の耐久性を持ちながら、余り素材を再利用した一品です。カジュアルなトートバッグは、トリコロールカラーで展開されており、スポーティさと遊び心を感じさせます。また、XSサイズとMサイズの2タイプが用意されており、さまざまなシーンで使えるデザインが魅力です。XSサイズはコンパクトで持ち運びやすく、Mサイズは仕事用のラップトップやタブレットも収納できる便利さが光ります。

アップサイクルの実現

さらに、レザーをアップサイクルした「Epure Re-Play（エピュレリプレイ）」もラインナップされています。このバッグでは、「ルプリアージュ®」のハンドルやフラップに使用されていたレザーを、美しいトリコロールカラーで生まれ変わらせています。持続可能性への願いを込めて、素材の選定から製品の提供まで、ロンシャンのメゾンは徹底した品質管理を行っています。

環境への配慮

ロンシャンの取り組みは、サステナビリティを重視しています。レザー素材はLWG認証を受けており、そのうち79%は最高レベルの「ゴールド」を獲得。再生素材の使用も進めており、2019年から積極的にリサイクルキャンバスやリサイクルナイロンを採用しています。この取り組みにより、「ルプリアージュ®」の製造での二酸化炭素排出量を約20%削減しました。

アトリエからの愛情

また、アトリエでは年間60,000点以上の製品が修復されるなど、長く愛される製品を届けることにも力を入れています。フランス国立モード芸術開発協会と提携し、デザイナー向けに余り素材を提供する機会を設けることで、ファッション業界全体のサステナビリティ向上にも寄与しています。

展開情報

「Cabas Longchamp Re-Play」のサイズはM（H38×W27×D11.5cm）とXS（H23.5×W17×D7.5cm）、それぞれ税込価格は64,900円と56,100円です。カラー展開はベージュ、ネイビー、カーキ、バーガンディなど多彩で、お好みに応じて選べます。販売は公式オンラインストアやロンシャンのフラッグシップストアを含む一部店舗からスタートします。

ロンシャンの新しいライン「Cabas Longchamp Re-Play」は、ファッションと環境への配慮が見事に融合した一品。持続可能性を意識したデザインと高い品質が、これからのファッションに新たな風を吹き込むことでしょう。これからの展開に期待が高まります。