大阪・関西万博で未来を描く高校生たちの挑戦！「Beyond2030」宣言

大阪・関西万博での高校生たちの未来への挑戦

2025年10月8日、北は北海道、南は沖縄まで、全国津々浦々から参加する高校生リーダーたちが、大阪・関西万博のサステナドームに集結します。このイベントは「SDGs QUEST みらい甲子園 Future Session 2025」と銘打たれ、2030年を見据えた「Beyond 2030」と題したもとに行われます。

このイベントの背景には、SDGsの達成期限が迫る中、社会課題に対する高校生たちの真剣な思いがあるのです。未来教育株式会社が事務局を担い、全国各地から集まる最優秀チームのリーダーたちは、各テーマごとに振り分けられて未来のあり方を描き出します。主要テーマは「People（人間）」「Planet（地球）」「Prosperity（豊かさ）」の3つです。

高校生たちが描く「Beyond 2030」

「Future Session 2025」では、高校生たちはオンラインでつながる1,000名以上の仲間と共に、自らの考えを発信します。社会課題に対する解決策を模索する探求の中で、彼らは未来のビジョンを一つ一つ築いていくのです。オリコのサステナビリティリーダーや教員がファシリテーターとしてサポートする中、様々な視点での議論が生まれます。

リアルとデジタルが融合したこの協働学習の場は、今までにない新たな形での学びを提供します。各地域の最優秀チームは、それぞれの持つ特色を生かしながら、提案やアイデアを出し合い、交流を深めます。

賞や表彰が審査の中に持つ意義

今回のイベントでは、「People賞」「Planet賞」「Prosperity賞」といった5つの賞が準備されています。過去に延べ2,700チームから選ばれた共感を呼んだアイデアには、特別な評価が与えられることになります。これにより、全国で育まれているクリエイティブな発想が、さらなる共創の輪を広げるきっかけとなります。

昨年度は「AI時代の学校のあり方」について専門家と共に議論したことに続き、今年は万博という世界中から注目を集める舞台で、大きな発信が求められます。この場で、高校生たちが描く未来のアクションが、どのように社会に影響を与えていくのか、大きな期待が寄せられています。

イベントのスケジュールと詳細

イベントは13時からの開幕が予定されています。

- 第一にPeopleセッション、続いてPlanetセッション、最後にProsperityセッションが行われます。
- 各セッションではインスピレーショントークが行われ、また全国からリアルタイムでライブ配信されます。これにより、多くの高校生が学びの場に参加できるチャンスが生まれます。

午後3時半に行われるグランドフィナーレでは、高校生による「SDGs未来宣言」が発表され、各賞の受賞者も紹介されます。これらの活動を通じて、高校生たちの未来に対する情熱やビジョンが、社会全体を巻き込む形で広がっていくことが期待されています。

最後に

「SDGs QUEST みらい甲子園」は、若き世代が未来を語り、行動に移すきっかけを与える重要な場です。大阪・関西万博でのこの機会を通じて、彼らの提案やアイデアが、次の世代を担う社会を作り上げる重要な一歩となるでしょう。イベントの参加を通じた学びもさることながら、彼らの未来に対する希望と情熱が、これからの時代の変化をもたらすことを信じています。