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メタクオーツ・ソフトウエア、東京に新たな拠点を設立

メタクオーツ・ソフトウエア（MetaQuotes Software Corp.）は、東京に新しい駐在員事務所を設けたことを発表しました。新しいオフィスは「メタクオーツ・ソフトウェア・ジャパン」と名付けられ、同社の地域戦略において重要な役割を果たすことになるでしょう。この東京拠点は、メタクオーツの世界における12番目の駐在員事務所となります。

メタクオーツはこれまで、オーストラリア、中国、シンガポール、タイに拠点を持っており、今回の日本進出によりアジア太平洋地域の5つの重要な市場での存在感を強化します。新事務所開設を通じて、同社は日本国内でのビジネス展開を加速させる考えです。

これは、特に日本の銀行や証券会社をターゲットとした潜在的なクライアント層へのアプローチが容易になることを意味します。メタクオーツ・ソフトウエア・ジャパンでは、MetaTrader 4や5といった人気のトレーディングプラットフォーム、さらにはTeamWoxと呼ばれる企業管理システムなど、全製品の販売と技術サポートを行うことになります。

アジア市場への意気込み

光本斉生代表取締役は、「メタクオーツ・ソフトウエアのチームに参加できたことを光栄に思っています。私たちの主な目標は、現地のブローカーやトレーダーにMeta Traderの技術を普及させることです」と語ります。このように、距離や言語の壁が低くなり、ビジネスを進めやすくなるとの期待を寄せています。

さらに、メタクオーツ・ソフトウェアの最高業務責任者（COO）であるガイエス・クライス氏も、この新しい駐在員事務所の設立は「メタクオーツの世界戦略の不可欠な要素だ」と強調しました。光本氏が日本を代表して当社の活動を広げ、新規クライアントとの接点を持つことができるのを嬉しく思うと述べています。

このような形で、日本市場での存在感が増す中、メタクオーツ・ソフトウエアはより多くの顧客にアプローチし、競争の厳しいアジア市場でのシェアを増やしていくことでしょう。東京における新たな拠点は、同社の成長戦略において欠かせないステップとなるものと期待されます。

今後の展開に注目が集まるメタクオーツ・ソフトウエア・ジャパン。新しく開設された事務所がどのように日本市場での競争力を高めていくのか、多くの関係者の関心が寄せられています。

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