さかざきちはる新作展「ペンギンの部屋 46」開催
2025年10月26日から、嬉野市にある和多屋別荘にて、絵本作家でイラストレーターのさかざきちはるさんによる「ペンギンの部屋 46」がスタートします。このアート展示企画では、佐賀の名物である伝統工芸「名尾手すき和紙」を使った新作原画『Tea&Books』などを含む様々な作品が展示される予定です。
展示内容と特別イベントの概要
本展の目玉は、まさに新作原画の『Tea&Books』です。この作品は600×300mmのサイズで、和紙の自然な風合いを活かしつつ、ペンギンたちが本とお茶を楽しむ静かな情景が描かれています。さらに、シルクスクリーン作品も制作され、どちらも数量限定での販売が行われます。
展示は、さかざきさんが描く「ペンギンとねこ」の作品46点を含み、過去の作品の複製版画も鑑賞できます。また、展示の前日には特別イベントが開催される予定で、さかざきさんによるトークイベントや特別ルームツアーも仕込まれています。
特別イベントの詳細
特別イベントは2025年10月25日(土)の開催で、以下の二つのコーナーが設けられています。
1.
ギャラリー&テーマトーク(サイン会付き)
- 時間:13:00
- 内容:新作原画紹介と、作品を擬人化する手法について語るトークセッション。
- 参加費:660円(嬉野茶付き)
2.
特別ルームツアー
- 時間:15:00
- 内容:壁画アートを巡り、作品に隠された小さな物語を紹介します。
- 定員:6名
- 参加費:3,600円(嬉野茶と宿泊者限定のキーホルダー付き)
このイベントは予約制で、定員があるため参加希望者は早めに申し込むことを推奨します。
宿泊予約と特別室「ペンギンルーム 嬉野」
心に残るアート体験を楽しむため、宿泊もおすすめです。「ペンギンルーム 嬉野」は、2025年7月の人気イベント以降、特別室として注目を集めています。部屋では壁画アートが常設されており、一泊二食付きのプランは、2名1室利用時に26,125円(税込)から提供されています。最大3名まで宿泊可能で、入湯税は1名あたり250円(10月1日以降)です。
さかざきちはるのプロフィール
千葉県出身のさかざきちはるさんは、東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業した後、1998年からフリーのイラストレーターとして活動を開始。彼女の代表作にはJR東日本の「Suicaのペンギン」や千葉県のキャラクター「チーバくん」があり、著書も数多く発表しています。今回の「ペンギンの部屋 46」は、彼女の作品の魅力が凝縮された貴重な展示機会です。
この秋、アートと和紙の美を体感する特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。